【ラ・ミラ・ルナのSS(題名は特に無し)】萌えないか?スレより氏



トリッシュ「今回のアタシ達の任務は輸送艦の護衛だ」
ラ(護衛任務……。良かった、今回は安全そう……)「ほ……」
エイブラム「ラ・ミラ・ルナ、楽な任務と思ったら大間違いだ」
ラ「え……?」
エルンスト「へっ、輸送艦が安全なら普通護衛なんか頼まないな」
ラ「え?」
ギルバート「旧クロスボーン・バンガードの残党と木星帝国の残党が結託した」
ビリー「雑魚同士が力を合わしたってたかが知れてるがな」
シャノン「そいつらが、連邦軍に宣戦布告をしたのさ。洒落臭いね〜」
ラ「そ、それで?」
トリッシュ「輸送艦の進路ルートの宙域で連邦軍がそいつらとドンパチしてるっていう噂だ。迂回という方法も無い訳じゃない。だが、どうしても早く届けたい……だとさ」
ラ「えー!?」
トリッシュ「それと、もう一つ。今回はアタシ達の他にも護衛を頼んだらしい。……良いかい、アンタ達。そいつらには絶対負けるんじゃないよ!!」
ラ「……ああ、どんどん私の庭付き一戸建てマイホームが遠のいて行く……」


キャリー・ベース所属

キャリー・ベース
艦長:トリッシュ
副艦:フローレンス
通信:パメラ
操舵:ウッヒ
整備:ミンミ

MS部隊
チーム1
???:エルンスト
???:ギルバート
???:シャノン
チーム2
???:エイブラム
???:ビリー
ビルゴK:ラ



トリッシュ「エルンスト隊出撃」
エルンスト「斥候か〜。エルンスト・イェーガー、リ・ガズィ出る」
ギルバート「斥候だけとは言わずに先行して敵を落として来てやらあ。ギルバート・タイラー、ドーベン出る」
シャノン「傷が疼いて来たよ......。シャノン・マシアス、リゲルグ出る」

ラ「はあ......」(何度やっても、慣れないよ〜......)「......ゆ〜うつ〜......」
エイブラム「私達はこのまま待機だ。ラ・ミラ・ルナ、気を引き締めておけ」
ラ「は〜い......」
エイブラム「.........」
ビリー「おい、ラ。そんなに出たくなければ出なくても良いぜ」
ラ「え?本当ですか!?」
エイブラム「ビリー・ブレイズ、余計な事を言うな」
ビリー「だって、そうでしょう?無理に出られて、目の前を逃げ回られたらたまったもんじゃない」
ラ「うぅ〜......」
エイブラム「ふ......。いずれお前も分かるだろう。ラ・ミラ・ルナはパイロットとしての十分な素質を持っている。今はまだ発揮出来ていないだけだ」
ラ「エイブラムさん......?」
ビリー「......ったく。隊長はこいつを担ぎ過ぎなんですよ」
エイブラム「ふふ......そうかも知れんな」

キャリー・ベース所属
エルンスト部隊
リ・ガズィ:エルンスト
ドーベンウルフ:ギルバート
リゲルグ:シャノン



エルフリーデ「各機、私に続け!!今日こそ堕落しきった連邦を討ち滅ぼし、貴族主義国家を復活させるのだ!!」

ラナロウ「何が貴族主義だ〜?そんなもの誰も望んじゃいねーよ。レイチェル、エリス、行くぞ!!」
レイチェル「はい!!」
エリス「………」(確かに、私達は善では無いかもしれない。けど今、連邦政府が無くなったら……!!)「やらせない……」

エルンスト「ったく、派手にやってくれちゃって……。少しは俺達の事を考えて欲しいね」
ギルバート「旧クロスボーンと連邦政府だけか……。連邦政府は攻撃しても良いんだろう?」
シャノン「奴等はやむを得ない場合のみ攻撃するな……だとさ」
ギルバート「くっくっく、やむを得ない場合か。10回ぐらいはご愛嬌だな」
シャノン「いや、30は大丈夫だろう」
エルンスト「おいおい…やる気になるのは構わんが敵をあまり作らないでくれよ?」
シャノン「努力する……かもな」
ギルバート「同じく」
エルンスト「……ま、いざとなったら喧嘩でもなんでも売ってやるよ」
シャノン「ヒュ〜♪流石、エルンスト。分かってるねぇ〜」
ギルバート「宣戦布告は俺に任せときな。どぎついの一発かましてやらあ」
エルンスト「………あくまでも、いざとなったら……だぞ?」


旧クロスボーン・バンガード
ビギナ・ロナ(エルフリーデ・シュルツ仕様):エルフリーデ

連邦軍
ヘイズル・ラー:ラナロウ
Ex-Sガンダム:レイチェル
FAZZ:エリス



パメラ「斥候に出たエルンスト隊より入電。ここより200にて、旧クロスボーン・バンガードと連邦軍が戦闘中。数はクロスボーン・バンガード40、連邦60」
トリッシュ「小競り合いか、エイブラム達に輸送艦の警備に当たらせな」
パメラ「了解」

エイブラム「発進許可でた。私達は輸送艦の警護だ」
ラ「良かった……」
ビリー「よかないぜ。敵好戦地帯の中央を突破するんだ。くれぐれも逃げるんじゃねぇぞ」
ラ「……頑張りま〜す」

エイブラム「エイブラム・ラムザット、ザク?、出る」
ビリー「ビリー・ブレイズ、アクトザク、出るぜ」
ラ「ラ・ミラ・ルナ、ビルゴ、出ま〜す……」

エイブラム「ラ・ミラ・ルナは右舷、ビリーは左舷、私は艦の後方に当る」
ビリー「任せときな」
ラ「了解です……」

ビリー「改めて思うと、この輸送艦は妙だよな」
ラ「そういえば……。何が積まれているんですか?」
ビリー「新型のMSだとよ。それもガンダムタイプのな」
ラ「ガンダム……。でも、これから運ぶ所って軍の施設が無い民間のコロニーじゃあ……」
エイブラム「余計な詮索はするな。私達はただ輸送艦の護衛を任された。それだけだ」
ラ「………はい」
ビリー「良いじゃないですか。減るもんでも無し。実はな、こいつに乗っているのは最……」
エイブラム「ビリー!!それ以上はよせ!!」
ビリー「はいはい……分かってますよ」
エイブラム「……ったく、警戒を怠るな」
ラ「………」(最……なんだろう?最強のMS?それなら少しだけ乗ってみたいかも……)


ザク?:エイブラム
ビリー・ブレイズ専用アクトザク:ビリー
ビルゴ?:ラ



エルンスト「ギルバート、シャノン行くぞ。斥候の用はもう済んだ」
シャノン「分かった。斥候が済んだら先行だね」
ギルバート「腕が鳴るぜ」
エルンスト「違っ……。まあ、良いか。給料の分位は敵を倒しとかねぇとな。エルンスト隊、これより先行して敵に仕掛ける。くれぐれも落ちるんじゃねぇぞ」
ギルバート「エルンスト、誰に言ってるんだ?」
シャノン「ふん。こんな雑魚相手じゃ、落ちる方が難しいよ」
エルンスト「ま、そうだな。目標は旧クロスボーン・バンガード。味方と合流するまで落としまくれ!!」
ギルバート・シャノン「了解!!」

パメラ「艦長、エルンスト隊より通信」
エルンスト『俺達は戻らず先にドンパチやっとくぜ。艦の防御は頼んだぞ。……おっと』
トリッシュ「アタシの命令を勝手に無視して行動するんじゃないよ」
エルンスト『すまねぇな、もう戦ってるんだ。代わりに道は作っといてやるよ』
トリッシュ「ったく。アタシ達が行くまでに作っとくんだよ!!」
エルンスト『了解』

???「あら?あの方達は誰ですの?」
旧クロスボーン兵「それが、分かりません。所属不明の奴等でして……。先程から我が軍に攻撃を仕掛けてきてます」
???「目障り……ですわね。私のMSを用意して下さる?」
旧クロスボーン兵「はッ!!」
ネリィ「ふふ……。五月蠅い蝿は私が落として差し上げますわ」

先行隊
リ・ガズィ:エルンスト
ドーベンウルフ:ギルバート
リゲルグ:シャノン

旧クロスボーン・バンガード
???:ネリィ・オルソン
 





ギルバート「これで、3機めだッ!!」
シャノン「遅いねぇ〜……。アタシは今ので4機めだよ」
ギルバート「けっ!!一機の差くらい、後で何とでもならあ!!」
エルンスト「お前ら……戦場で競うのはあれ程……何ッ!?」
シャノン「エルンスト!!」
エルンスト「畜生、シールドと左腕を持って行かれた!!」
ネリィ「ふふふ……。私の御挨拶は如何なものかしら?」
ギルバート「挨拶だと!?ふざけやがって……」
エルンスト「あんな所から俺を正確に狙うとはな……大した技量だ。ケチらずビームシールドに代えときゃ良かったぜ」
シャノン「くっ!!よくも……!!」
エルンスト「よせ、シャノン!!自重しろ!!」
ネリィ「私に向かってくるとは愚かですわね……。よろしいですわ、宇宙の藻屑となりなさい!!」
エルンスト「シャノン!!」
シャノン「くぅぅ!!!ビームの一つや二つくらいで……!!」
エルンスト「ちっ、行くぞ、ギルバート!!シャノンを援護するんだ!!」
ギルバート「分かってる!!シャノン!!そいつを殺るのは俺だッ!!抜け駆けはさせん!!」
ネリィ「お熱くなるのも結構ですが、貴女とはお別れの時間ですわね……御機嫌よう」
エルンスト「不味い、あの距離では……!!シャノン、避けるんだッ!!!!」


先行隊
リ・ガズィ:エルンスト
ドーベンウルフ:ギルバート
リゲルグ:シャノン

旧クロスボーン
クロスボーンX(クロスボーン・ガンダムX2 旧クロスボーン・バンガード仕様):ネリィ