【ポケットよりも『小さい』戦争】25-318氏



「これより我が艦は、デラーズフリートによる星の屑作戦の支援行動に移る。
が、本艦の任務は小規模に限定されている為今回はフレイル小隊のみの作戦となる
直に入っている乗員以外は艦内にて待機。それ以外の乗員は、作戦指令書による行動に移れ
以上、健闘を祈る」

星の屑作戦
宇宙世紀0083年
連邦公式記録によればコロニーの運搬事故による北米穀倉地帯へのコロニー落着事故であるが
真実は
エギーユ・デラーズを首魁とするデラーズ・フリートが画策したコロニー落し作戦である。
これは星の屑の狭間を駆け抜けた男たちの物語である。


BGM:プ○ジェクトXのアレ(中○みゆき)


「フレイル小隊。発進準備整いました。」
「よし、モビルスーツ隊を出せ!」
「α1。エターナ・フレイル、ザクK行きます」


「艦長、フレイル小隊3機出撃完了しました」
「ブレイズ操舵長、当初の予定通りポイントN-3に艦を移動。1435時まで無線を封鎖する」
「了解…うぐっ!…しました」
「操舵長…あまり無理をするなよ」
そこだけホーンテッドマンションですか?みたいなミイラ男(ビリー・ブレイズ)がいる
この艦は現在ソロモン宙域から核攻撃の影響を受けない宙域まで後退中である
ちなみに彼の負傷原因は『転倒』によるもの
『転倒』して気絶している所を『たまたま』通りかかったエターナ・フレイル中尉によって
発見。保護されたのである。

「こちらα2。α1、前方10時方向に連邦哨戒部隊発見。MS2、支援機1」
「α1了解…今は倒すしかない…ためらったりはしないわ!」
「姐さん、左のMSは頂きましたぜ!」
「ルロイさん、爆発させてはいけませんよ。ショウ君もよろしくお願いしますね?」
「了解です姉さん」

こうしてガトー少佐駆るGP-02Aはそれほど連邦の哨戒網に妨害される事無くソロモン宙域に侵入していった




宇宙世紀0083年11月10日午後14時31分
地球連邦政府にコンペイ島と命名された宇宙要塞ソロモンに閃光が走る
この宙域で散った者達への送り火か
幾万の命を燃やしながら輝く大輪の花火
そして終りの始まりの狼煙

「ソロモン宙域に閃光を確認。連邦艦隊の半数以上が破壊されたものと思われます」
「総員第一次戦闘配備解除MS隊を回収しつつこの宙域から離脱しろ」

ところ変わって艦内浴場

「こういうのは早いモン勝ちだよ!お先に頂きィ!」
「ケイ!!………逃がすか!!」

ざぶ〜んざぶ〜ん

「ジェシカ姉ちゃ〜ん」
「ん?どうしたカチュア?」
「どうしたらそんなに胸が大きくなるの?」
「別に特別な事はしていないな。…体質や遺伝なのかもしれないな」
「ふ〜ん…ケイも?」
「さぁね、アタシは整備の時邪魔でしかない代物だね」
「ふぅ〜ん…ワタシも大きくなるのかなぁ?」
「何故大きくなりたいのだ?」
「…エターナお姉ちゃんみたいに平むぐぐ…」
すかさずカチュアの口をふさぐ二人
「滅多な事を言うんじゃない…命が惜しいならそれ以上言うんじゃないよ」
「あ、あ、アタシは巻き込まれたくないよ…」
「ん〜〜〜〜むぐ〜〜〜〜!!」
『わかったね!!』
酸欠かそれとも恐怖のためか青ざめながら赤べこのように首を縦に振るカチュア




ごめんなさい終わりませんでした
それでは皆様よいお年を。