最終篇J  〜星の鼓動は愛〜



「…ん」
「パメラ?」
「…ジュ、ナス君…?」
「気がついた?」
「ジュナス君…どうして?」
「あぁ、パメラ!良かった!本当に良かった!」
「…何で?ここは…?」
「良かった…間に合って…ちゃんと息してるよな。手も足もあるんだよな」
「あぁ、ジュナス君!…ジュナス君なの?」
「大丈夫だよ」
「…ねぇ、何でここにいるの?ここ、宇宙の中なのよ…キャリー・ベースじゃないのよ…」
涙を溢れさせながら、パメラは彼に言う。
「すっ飛んできたんだ…どこだって、宇宙のどこだって、好きな人を助けるために…」
「あぁ、ジュナス君…」
二人は、抱き合う。

・・・・・・
「え?何?」
「パメラにも聞こえる?」
「何?この声…?」
「連れて行ってくれるらしい…ヅダに乗らないと」
二人は、ヅダの中へと戻る。
「マークさん!?」
「忘れてた…。起こしてあげないと…」
ジュナスは、マークの肩を揺さぶり、彼を起こす。
「…ん」
「マークさん!大丈夫ですか?」
マークは、二人を見止めると、言った。
「…式はいつの予定だ?」
「え?あの、何を」
「今日、これからです」
「え?…え?えぇ!?」
「幸せそうで何よりだ」

ヅダが動いていく。
マークとパメラは異変に気がつく。
「…これは?」
「勝手に、動いてる…?」
「分かりません…何なんでしょうね…」
ゆっくりとその場から離れ、ヅダは、キャリー・ベースへと引き返していった。