第二十三回【アキラ・ホンゴウ大勝利! 希望の未来へレディゴー!】


ニール「タイトルでもうやる気なくした…」
グレッグ「…若造、何だこのタイトルは!?」
アキラ「やっぱりダメかい!? はっはっは!!」
バイス「こんなタイトルじゃダメだぜ〜♪ こうじゃねぇとなァ〜♪」


第二十三回【一発きめるぜェ♪ バイス・シュートのクールクッキング♪】


ニール「バカじゃねえかオマエ…」
グレッグ「オマエらだけが出てるんじゃねえんだぞ! 若造め…」
バイス「ヒュー♪ 大不評かよ〜♪」
ニードル「しょーがねぇなァ! オレが手本を見せてやるよォ!」


第二十三回【狂気! 殺戮! 血飛沫! 地獄の料理対決!!】


ライル「あんまり見る気が起きないタイトルですねェ…」
バイス「気持ち悪ぃ〜よな♪ センスないな〜♪」
ニードル「ケッ、そうかよォ…」
アキラ「やっぱりタイトルは熱くなきゃダメだぁ!!
    Gガンのタイトルは参考になるぞ!!」
ライル「そうだね、じゃああの回を改変してこれでいこう!」


第二十三回【さらば料理長!! ブラッド先生暁に死す!!】


アキラ「りょ、料理ちょおぉぉぉぉッ!!」
ブラッド「……勝手に殺すなッ!!」
バイス「うわ、ビックリした〜♪」
アキラ「お、もう撮影再開かい!!」
ブラッド「そうだ………わかったらさっさと配置に戻れ!!
     余計な尺を使いおって、ゴミどもが……」
↓正式タイトルと復習

第二十三回【決着!! 料理対決!!】
料理:ラーメン
Aチーム
バイス
グレッグ

Bチーム
アキラ
ニードル

Cチーム
ニール
ライル

司会:リコル
カメラ:コルト
解説、審査:ブラッド


リコル「はい、それでは料理対決再開ですぅ!
    さっそく、開始直前の皆さんの様子を見てみましょー!」
ブラッド「そうだな……まずはAチームを視察するとしよう。」
リコル「了解ですぅ! じゃあロングショットさん、行きましょう!」
コルト「わかってるよ…」

〜Aチームキッチン〜
リコル「まずはAチーム! 準備は万端のようですね!」
バイス「そうだぜ〜♪
    オレ様はホントはリコルちゃん向けに、フルーツたっぷりのスイーツラーメンでも作ってあげよ〜と
    思ったんだけどさ♪ このおじさんが頑固でさ、止められちゃったよ〜♪」
リコル「あはは、それは誰でも止めますよ〜。」
グレッグ「まったく、最近の若造の考えることときたらわかったもんじゃねえ…」
ブラッド「クククク、大変そうだなグレッグ…
     ……用意した食材を見る限りでは……醤油スープのチャーシュー麺といったところか?」
グレッグ「そうだ。チャーシューは無かったからな。レーションの肉で代用するぜ!」
ブラッド「フン、悪くないな…」
リコル「あれ、もしかしてグレッグさんもお料理得意だったりしますかぁ?」
グレッグ「へ、得意ってわけじゃねえがな…」
ブラッド「……調理場で共に戦った時期があったからな。人手不足でな…
     ともかく他のゴミどもよりは料理スキルは高い……」
リコル「そうなんですかぁ!! 意外ですねぇ〜。」
ブラッド「…故に助手役としたのだ。 メインにするとバランスが崩壊するからな…
     ……さて、ここはもういいだろう。他のチームを見に行くぞ…」
リコル「はい! では次はBチームに行きましょう!!」

〜Bチームキッチン〜
アキラ「おお、来たな!! どうだいオレ達のチームの選んだ食材たちは!!」
ブラッド「……なるほど、こう来たか…ククク!」
アキラ「具材の持込OKだってことだから、自分で獲ってきた食材を使ってみたぜ!!
    自然の恵みを受け、命の有難さを感じながら料理するのがオレのスタイルだからな!!」
ニードル「ヒャヒャヒャヒャ、見ろよブラッドォ!!
     キモい動物はいねぇけどよォ、前やったゲテモノ料理に似てねぇかァ!?」
ブラッド「クククク……ワタシもあれを思い出していた所だ!!」
リコル「…これ、元は森の動物さんたちですかぁ? かわいそうですぅ…」
アキラ「…ものを食べるというのは、本当はとてもかわいそうなことなんだ!
    でもそれをしなきゃ生きていけない…悲しいけど、それが自然の掟なんだ…」
コルト「この時代に自然ってよ…」
アキラ「こんな時代だからこそ、オレ達は「いただきます」という言葉の意味を考えなきゃいけないんだ!
    今は食べる段階でもう元がわからないくらいに加工されてて、命を「いただいている」という感覚、そして
    ありがたみを見失いがちだ!!
    それを思い出してもらうためにオレはこの食材を選んだんだ! オレの魂のパルスを感じ取れ!!」
ブラッド「よくわからんが、気合だけは伝わった…
     ……リコル、次に行くぞッ!」
リコル「はい、次は…Cチームですね!」
ブラッド「……もう調理を開始しているようだな。」

〜Cチームキッチン〜
ライル「やれやれ、包丁の使い方がわかってないなァ…
    ネギの切り方ってのはね…」
ニール「黙れ! このオレに指図するな!」
リコル「ケンカはやめてくださ〜い、仲良くお料理しましょう!」
ライル「そうだよ、こういう時くらいは素直にさ…」
ニール「クソ、最悪だよ…」
ブラッド「……塩味スープに、具はネギとメンマとナルト……無難なことだな。」
ライル「はい! ここはあえて正統派で行こうかと…」
ニール「何でブラッドには敬語なんだよ! このチャーシュー野郎が!」
ライル「そ、それは酷いなぁ! 言っていい事と悪いことがあるよ!!」
リコル「あ〜も〜、ケンカはしないで下さいってばぁ!
    せっかくニールさんとライルさんで、ロックオン兄弟と同じ名前のコンビなんですから!」
ライル「おお、言われてみればそうだね!
    ニールくん、いつか機会があったら二人でデュナメスとケルディムに乗ろうよ!」
ニール「オマエとのコンビなんて嫌だね…
    まぁあのガンダムには乗ってみてえけどな…」
コルト「一番アレに乗りたいと思ってるのはオレだよ…」
ニール「うるさい! カメラマンは黙ってろ!」
ブラッド「………何にせよ、誰も出演できる見込みは無いわけだがな…」
ニール「な……」
ライル「た、確かに…」
コルト「…………」
リコル「リストラ仲間同士、みんな仲良しってことで! ね!」
ニール「何が「ね!」だ!」
アキラ「みんな弱気になっちゃダメだぁ!!
    諦めずに努力しつづければ、いつの日か必ず…」
コルト「おい、遠くから何か言ってるヤツがいるぞ…」
ブラッド「無視して構わん……」



〜数分後〜

〜Aチーム〜
グレッグ「「通常の三倍キレがいい、シャア専用湯きりざる」だぁ?
     何かうさん臭い器具だが…ゼイタクは言えねえか!
     …じゃあ湯きりするぜ……おりゃああ!!」
シュピッ!
バイス「おおっと♪ アンタ結構やれるんじゃねえか♪」
グレッグ「へ、これが年季の違いってヤツなんだよ!」
バイス「それにしても…オレ様やることないね〜♪
    一応メインなのにさ〜♪
    やっぱこういうのってノリが合わないんだよな♪
    オレもリコルちゃんについていっちゃお〜かな〜♪」
リコル「邪魔だからやめてください。」
バイス「マジトーンで言われっとキツイな〜♪」
ブラッド「…キサマら、先に麺を茹で上げてしまったのか。早すぎるな…」
グレッグ「せっかくコンロが二個も付いてるからな…さっさと終わらせるぜ!
     いつまでもトロトロ料理してるほど、気が長くねえもんでな!」
ブラッド「フン、その判断が凶と出なければ良いがな…」


〜Bチーム〜
ニードル「ヒャヒャヒャヒャヒャ!! 切り刻んでやるぜェ!」
アキラ「おお、やるなぁ!! 上手いじゃないか!!」
ニードル「切り刻むのは好きなんだよなァ、ヒャヒャヒャ!!」
ブラッド「……騒がしいチームだな。」
リコル「賑やかでいいじゃないですかぁ!
    ニードルさん、今日は調子いいですね!」
ニードル「ヒャヒャヒャヒャ! 新作に出れなかった分を発散させてっからなァ!!
     ストレス解消になるぜェ!!切り刻むのはよォ!!」
ブラッド「……そろそろやめておけ。これ以上は刻みすぎだ…」
ニードル「そうか、じゃあやめるぜェ…
     ………」
アキラ「よし、刻んだ具はオレが炒めよう!!
    火力はオレの胸にたぎる炎のごとく、最強に設定だぁ!! 」
ジュウウウウウ…
リコル「うわ〜、派手に炒めますね!
    まさに炎の料理人って感じですぅ!!」
アキラ「食材たちよ、オレの魂を感じ取って、最高の料理に生まれ変わるんだッ!」
ブラッド「全く…どこまでも熱苦しい男だ。」
ニードル「…………」
ブラッド「何だニードル、切るのを止めた突端無口になったな…」
ニードル「こうやって何もしないでいるとよォ、今ドクは新作で楽しくやってんだろーなとか
     オレがリストラされた理由とか、色々考えちまってなァ…」
ブラッド「わかる、わかるぞ……
     スピリッツに出れていた分だけ、ダメージが大きいのだな…」
ニードル「ウォーズには出たかったぜェ…
     あの半端ねェ演出見たかよ。あれで闘えたらなァ…」
アキラ「そう落ち込むなって!
    オレからすればフルボイスで戦えてたことがもう羨ましいんだからさ!」
ニードル「あァ、ありがとよ…」
ブラッド「…調理をしながら慰めの言葉をかけるとは器用な……」
コルト「……オレからしたら、一時期でも声が付いてたことが羨ましいぜ。」



〜その頃Cチーム〜
ライル「スープ作りは分量が命だよ。気を付けてね。」
ニール「わかってる! これは完璧だろ…」
バイス「どうだい調子は〜♪」
ライル「バイスさん! いい調子ですよこちらも。」
ニール「…お笑い芸人に用はない! とっとと消えるんだな!」
バイス「ま〜ま〜♪ そう邪険にしなさんなって♪
    あんまり邪険にされっとさ♪ こういうことしたくなっちまうからな〜♪」
ニール「そ、それは胡椒! オマエまさか!」
バイス「そうよ♪ そのまさかよ♪」
ガバッ!
ライル「ああ、そんなに大量に!」
ニール「あああ!! キサマ、なにしやがる!!」
バイス「な〜に、地味なラーメンを激辛味に変えてやっただけさ♪
    感謝しろよな〜♪」
ニール「クソ、このカリは返してやる!…必ずだ!!必ずだぞッ!!」
バイス「そうかいそうかい♪ じゃ、あばよッ♪」

ライル「あ〜あ、酷いことするなバイスさんも…」
ニール「クソッ!!なんでこのオレの料理がこんなハメになるんだよ!
    …ライル、一時中断だ。カリを返さねえとな…」

〜Aチーム〜
バイス「お、あらかた終わってんじゃね〜か♪
    早い早いよ〜♪」
グレッグ「ああ、あとはスープが煮詰まれば決まりだぜ!
     しかし……これぽっちも使えなかったなオマエは。」
バイス「そんなことないぜ〜♪ オレ様も勝利のために色々やってんだぜ♪
    縁の下の力持ちってやつだな♪」

ニール「…作戦通りに行くぞ、まずはオマエが行け…」
ライル「う、うん…」

ライル「バ、バイスさん大変ですよ!」
バイス「お、どうしたライルちゃ〜ん♪
    さっきは悪かったな♪ ま、勝負の世界は非情だからさ♪」
ライル「それどころじゃないですよ…
    ついさっき連絡があって、ラ・ミラ・ルナさんがどうしても今バイスさんに伝えたい事があるって…」
バイス「お〜! マジかい♪ 愛の告白かァ〜♪!?
    やっぱりツンデレだったんだな〜彼女♪」
ライル「今ブリッジでバイスさんのこと待ってるって言ってましたよ!」
バイス「マジか〜♪ こんなことやってる場合じゃね〜や♪
    ラちゃんの愛に応えるため、バイス、行っきま〜す♪♪♪」

グレッグ「…若造が! どうしようもねえな…」
ニール「おいグレッグ! デニスが呼んでるぜ!!
    非常召集だってよ!」
グレッグ「チッ…仕方ねえな、仕事が優先だ。
     …じゃ、ちょっくら行ってくるからよ。ニール! 鍋を見ておけよ…」
ニール「仕方ねえな、見ててやるよ!」


ライル「こ、こんなにもあっさり成功しちゃうなんてね…」
ニール「ハハハ、単純なザコどもだ!
    …グレッグのヤローもバイスも、オレを怒らせたことを後悔するんだな!
    コイツでたっぷり地獄を味あわせてやる!」
ライル「そ、それはサドンデス○ース! それを入れるのかい…?」
ニール「当然だ! …ハハハハッ、これでアイツらはおしまいだ!!」



プシュー(ドアの開く音)
バイス「あれ〜…♪ ラちゃんいなかったぜェ〜♪」
グレッグ「全く、デニスめ…呼びつけといて何も知らねえとはどういうこった!」
リコル「あれ、二人ともどこ行ってらしたんですかぁ?」
グレッグ「ちょっとした野暮用だよ!」
バイス「そ〜そ〜、やぼよ〜さ♪」
ブラッド「全く、調理対決中だというのに……」


グレッグ「…なんだこの匂いは!
     スープからするぞ…チッ、味まで変わってやがる!!
     バイス、オマエがやったのか!? 許さんぞ…」
バイス「ちょちょちょ♪ ちげえよ〜♪
    スープがどうしたってんだよ♪…うわ、こりゃ辛ぇなァ〜♪」
グレッグ「大事なスープを…! よくもやってくれたなァ!
     ニールのヤロウだな…どうも不自然だと思ったぜ!!」
バイス(あ、あ〜、仕返しされちまったか♪
    悪いことはできね〜なァ〜…♪)
グレッグ「あのイタズラ小僧がぁ…
     若造が調子に乗って! 思い知らせてくれるッ!」
バイス「オレも行くぜ〜♪ オレの愛を弄んだツケを払わせね〜とな〜♪」

〜Cチーム〜
ニール「しかしどうするよ、この胡椒ラーメン…」
ライル「まあ、あのチームのよりはマシだよ…
    ……ってうわぁ!! グレッグさん達がぁ!!」
ドボ!ドボ!
ニール「あああ!! オマエ今何入れた!!」
バイス「フルーツをいっぱい入れてやったぜ〜♪
    ホントはこっちの料理で使うつもりだったんだけどな♪
    …これで胡椒も中和されんじゃね♪」
グレッグ「若造の分際でオレをコケにした罰だ…」
ニール「ク、クソ! ライル、オレらももう一回やってやるぞ!!
    もっとドギツいヤツを入れてやる!」
ライル「えぇぇぇ!!」


リコル「あの2チーム、凄いことになってますけど…」
ブラッド「放っておけ、面白い茶番だ… クククク…」
リコル「でもいいんですかぁ? 審査でブラッドさんがあれ食べるんですよ?」
ブラッド「あ、あれをか……
     クッ、それは厳しいな…」
コルト「じゃあそろそろ止めてこいよ。被害が広がる前によ。」
ブラッド「もはや手遅れだろう……
     …ワタシはここらで消えるとしよう!」
コルト「お、おい! 何だそりゃ、自由すぎるだろ!」
ブラッド「フン、あんなもの喰ったら舌が腐るわ…
     安心しろ…審査には代わりの者を来させる。
     …では先に失礼する、またなッ!」
リコル「はい! お元気で〜!」
コルト「何で止めねえんだよ! お、おい、本当に行っちまったよ…」



ニードル「おいアキラよォ、あいつらヤベェぞォ?
     そろそろこっちにも来るんじゃねぇかァ?」
アキラ「相手がどんな手を使ってこようと、正々堂々と立ち向かうのが男だろう!?」
バイス「そうかい♪ ま…こっちは正々堂々やらないだけなんだけどな♪」
ニードル「バ、バイスてめえいつの間に…
     あァァァ!! テメエ、クリーム入れやがったなァ!!」
バイス「残念だけど…アンタらもこれで終わりだな♪」
ニードル「テッ…テメェェェ!ぜってぇ許さねえェ!
     待てこのヤロォォォォ!!」
バイス「ヒュー♪ 戦略的撤退だァ〜♪」


リコル「ありゃりゃ、アキラさんのチームも巻き込まれちゃいましたか…」
コルト「…こりゃもうダメだな。」
アキラ「…オ、オレは男だ!途中で諦めるなどできるものかァ!
    この程度で音を上げるオレじゃねえぜ!
    この料理のために犠牲になった食材たちのためにも、何とか作り上げなきゃいけないんだ!!」
コルト「つってもよ…ぜってェ気持ち悪い味しかしねぇだろ、こんなスープ…
    やっぱり諦めるしかねえだろ。」
アキラ「せ、青春の辞書に…挫折の二文字なぁぁぁし!」


〜数分後〜
リコル「やっといたずら合戦も収まったみたいですね〜。」
コルト「ったく、どんな料理番組だよ…
    もうどのチームもダメだろ、こんなの放送していいのかよ…」
リコル「皆さん、スープを作り直すって発想はないんですね〜…
    どのチームのラーメンも、何だかすごく見苦しいことになっちゃってるんで
    思い切って大幅にカットしちゃいましょー!!」

〜超中略〜
リコル「はい、それでは審査の時間ですぅ!!
    審査員は行方不明のブラッドさんの代わりに、Gジェネウォーズにも出演中の
    ドクさんが来てくれましたぁ!!」
ドク「ひゃーッはッはぁ!! 楽しみだぜぇぇぇ!!」
ニードル「楽しみなァ…」
ライル(気の毒に…)
リコル「まずはAチームのサド○デスミルク肉納豆ラーメン、イナゴの佃煮和えですぅ!」
コルト「うわぁ…」
グレッグ「こんな出来になるたぁな…」
バイス「ま、見てなって♪」
ドク「ひゃぁぁぁぁッ!! いぃぃただぁぁきまぁぁぁぁす!!」
ズルズルズル!!
バクバクムシャムシャ…
ニードル「が、ガッツリいくなァオイ…」
バイス「さっすがドクだな♪ にんじん以外は何でもいくぜ♪」
ニール「信じられねえ…」
アキラ「どんな特訓をしたんだ…」
コルト「だからブラッドはコイツを呼んだのか…」



リコル「あ、全部食べないでくださいね。
    まだ二つありますので、おなかいっぱいにしちゃダメですよ?」
ドク「おぉぉ、そぉうかぁぁぁ!!」
リコル「では次ですぅ! 次はBチームの、ペッパートロピカルヨーグルトラーメン
    蜂の子とくさやミックスですぅ!!」
ドク「いっただぁぁぁきぃぃまぁぁぁぁすぅ!!」
ズルズル、バクバク…
グレッグ「ゲテモノはオレも少しはいけるが…こいつは理解をこえてるぜ…」
ニール「理解する必要ねえ…」
アキラ「す、凄いなぁ…」
コルト「そもそも、なんで蜂の子やイナゴが常備してあんだよこの調理室は…」
ライル「ブラッドさんの趣味でしょうかねェ…」
リコル「そろそろですかね。次を食べてもらっていいですかぁ?」
ドク「おぉう!! まっかせなぁぁぁぁぁ!!」
リコル「はい! では次はCチーム、野生具たっぷり、クリーム味噌ジャムラーメン、酢和えですぅ!!」
ドク「うっひぃぃぃ!! うまそぉぉだぜぇぇぇ!!
   そんじゃまぁぁぁ、喰って喰って喰いまくるぅぅぅぅ!!」
ズルズルズル…
バイス「ヒュー♪ やっぱりすげえな〜♪」
ニードル「…何だか、ドクがウォーズに出れた理由がちょっとだけわかった気がするぜェ…」
コルト「ここまでできねーと新作には出れねえのかよ…」
ニール「それなら出れねぇ方がマシだ…」
ライル「まあ、今の枠の少なさなら、このくらいは必要なのかも…」
アキラ「…よし、オレもドクさんみたいに舌の強い男になるための特訓をしよう!!」
コルト「やめとけよ…」
グレッグ「最近の若造にもすげえヤツがいたもんだな…」
リコル「ではドクさん、この中で一番を決めるとしたらどのチームのラーメンを選びますかぁ?」
ドク「そぉぉぉうだなぁぁぁぁ!! みんな美味かったから決められねぇぇぇなぁぁぁぁ!!
   もうみんなゆうしょお!! ゆうしょぉぉぉぉだよぉぉぉぉ!!」
リコル「おお、まさかの全チーム優勝ですぅ!
    皆さんおめでとうございますぅ!! パチパチパチ〜!」
ニードル「…………」
ライル「…………」
ニール「…………」
コルト「…………」
アキラ「…………」
グレッグ「…………」
バイス「…………♪」
ドク「オマエらりょーりうめえぇぇぇんだなぁぁぁ!!
   意外だぜぇぇぇ!! また作ってくれよなぁぁぁぁ!!」
リコル「優勝が決まって、ドクさんの凄さも再確認できたところで、今回はここまで!
    お疲れ様でしたぁ!」
ドク「ぅおおぉぉぉう!! まぁぁた見ぃぃてくぅぅれよぉぉぉ!!」
コルト「帰るか…」
ニール「ああ…」