第八回【宿命の対決!ゴミVSザコ!】
助手:ニール・ザム
料理:お好み焼き(二日目)



ブラッド「ブラッドだ。今回は普通に艦内調理室から…ク、体の節々が軋む…
     いや、先日逃げたラをまた雇うために追いかけまわしていたらジェシカ・ラングに見つかり
     いじめていると勘違いされてフルボッコにされたのだ…欝だ…
     リストラキャラのくせに生意気な…痛たたた…
     うさ晴らしのためにマークの乗機にコンピュータウィルスを付けたり色々やったが全く気分が晴れぬ…
     そういえば今回の助手は…」
ニール「今回の助手はこのオレだよ!」
ブラッド「このタイミングでよりによってキサマか…欝だ」
ニール「キャラにもなく凹んでるんじゃねぇよザコ!」
ブラッド「黙れゴミが!ク…こいつとは微妙にキャラが被っているから競演したくは無かった…
     ゼノンのヤツめ…最近明らかに扱いに困ったゴミを我がコーナーに回してきてるだろう…
     …しかしそんなことを言っていても始まるまい、材料の紹介だ。
     …そういえばお好み焼きの途中だったな」
・キャベツ
・お好み焼き粉
・卵
・牛乳
・水
・おろし長いも
・ソース、マヨネーズ、青海苔
・その他好きな具材
ニール「何だ前回の使いまわしかよ、そうしみったれてるからザコなんだよ!」
ブラッド「黙れ!CV:子安の無駄遣いキャラの筆頭の癖にワタシに文句を言うなゴミがッ!」
ニール「な、ザコのくせにオレの気にしていることを!このカリは必ず返してやるぞ!覚悟しておけ!!」
ブラッド「うるさいゴミがッ!!消えろ!消えろ…
     …こんなことではいつまで経っても調理が開始されない、そろそろ始めるぞゴミが!」
ニール「ゴミって言うなザコ!」
ブラッド「ザコって言うなゴミ!…我ながら子供のケンカのようだな」



ブラッド「生地を作るまでの過程は前回やったから省略する…
     だが具材が無ければあまりに味気ないので今回は色々と加えることにする。
     キャベツは勿論豚肉、ネギ、、そしてエビイカetc・・・魚介類はスーパーで売っている
     海鮮セットを買えば事足りるだろう。…ククク、干しエビを入れてもいいかもな。」
ニール「ちょっと遅いがクリスマスプレゼントだ!…受け取れ!!(ドボドボ)」
ブラッド「もっと慎重に入れれんのか…ゴミが」
ニール「なんだとザコのくせに!」
ブラッド「黙れゴ…やめよう。毎回毎回この一連の応酬で流れが止まるのはあまりに馬鹿馬鹿しい…」
ニール「…そうだな。で、次はどうするんだ?」
ブラッド「熱したフライパンに油をしき、作った生地を半分流し込むのだ」
ニール「あぁ?なんで半分なんだザk…ブラッド。」
ブラッド「いい質問だゴ…ニール。これは二人分だからな、小さいフライパンでは一気には焼きあがらんのだ。
     ともかく底面に焼き色が付いたらこうやって…ひっくりかえす!
     そして火を弱火にし、よく火を通す…火が通ったら、皿に移し変えるのだ!
     コテ使いの技量が要求される難易度の高い行程だ。ククク…キサマにできるか?」
ニール「…フザケるな!オレは不可能を可能にする男だぞ!」
ブラッド「ほう、ならばやってみるがいい。フライパンはあいたぞ?」



ニール「中まで綺麗に火を通してやるよ!!」
ブラッド「ククク…投入するまでは良かったのだがな…
     フライパンの中で生地が広がりすぎてしまったな。
     さぁ火は通ったぞ、ひっくりかえすがいい!」
ニール「やってやるさ…く、クソッ!」
ブラッド「ククク、崩してしまったのか!初歩的かつ致命的なミスだな!」
ニール「黙れ!あんまりオレを怒らせるな!く…こういう時はどうすれば…」
ブラッド「一度崩してしまったものはもう騙し騙し、適当に焼いていくしかない…
     ククク…弱火にするのを忘れているぞ?この間にもどんどん焦げ付いていく…」
ニール「クソ!」
ブラッド「ククク…そろそろ火を止めてもいいだろう。
     あとは皿に盛り付けソース、マヨネーズ、青のり、鰹節でトッピングしたら完成だ」

〜食事中〜
ブラッド「うむ、ワタシのお好み焼きは流石に美味い…一方キサマのお好み焼きは…ただのゴミだな」
ニール「黙れザコが…クソ!焦げの味しかしねぇ…」
ブラッド「己の技量不足が招いた事だ…しかし、大分作りすぎてしまったな。
     食欲もあまり無いし、残してしまうかもな…」
ニール「…残すんだったら、オレにもわけろよ!」
ブラッド「ん?何故キサマにワタシが食事をわけてやらねばならんのだ?
     土下座でもするというなら考えんでもないがなッ!」
ニール「足元見やがって…キ…キサマだけは…キサマだけは必ず地獄に送ってやる!!」
ブラッド「ククク…冗談だ、くれてやる。」
ニール「…どういう風の吹き回しだ?」
ブラッド「借りを作っておこうと思ってな…ククク、感謝しろゴミが」
ニール「あぁ…ありがとうザコ…('A`) 」
ブラッド「料理をしていたら少しは元気も出てきた。気分のいいうちに今回は終わりとする!」


ラ「私がいない間にちゃんとした料理番組に戻ってるじゃないですか!
  これならまたオペ役やってもいいかも…」
ニキ(ちゃんとした…料理番組…?)