番外編【突然!ブラッド先生のお悩み相談室!】
アシスタント:ラ・ミラ・ルナ
相談者:多数



ブラッド「ククク…ブラッドだ!今回は「お料理教室」ではなくオリキャラ軍構成員からの匿名の
     悩みのメールに答えていく「ブラッド先生のお悩み相談室」を開催するッ!
     …決して料理のネタ切れなどではない!ないぞッ!
     前回ゲテモノに走りすぎて上層部から厳重注意を受けてな…一時はコーナーの中止も検討されたのだが
     最終的にこの悩み相談をやるなら存続を認めるという処置を受けた。
     ついでに言うとあれから腹も完全に下してな…今も嫌な音色が腹から鳴り続けている…
     正直人の相談にのるような気分ではないがこれも仕事だ…適当に済ませるとするか。
     ラ!さっさとメールを読んでしまえッ!」
ラ「(何でまた私がアシスタント役なのよぉ〜、この人苦手なのに…お仕事お仕事…)
  …アシスタントのラ・ミラ・ルナです。それでは最初の相談メールです。」

 NTパイロット、性別は女性です。
 私は子供の頃から口下手で、なかなか人と打ち解けることができない性格で今日まで悩み続けてきました。
 隊のみんなには、戦闘中気分が高揚している時のイメージで「怖い人」だと思われているようで
 食事の時もいつもみんな楽しげに話をしながら食べているのに、私の周りには誰もいません。
 最新作ではついに魅力値が女性キャラでは最低の7に設定されてしまいました。
 …どうすればみんなのように明るく振舞うことができるのでしょうか?
ラ「これは…一つ目からなかなか深刻なお悩みですね。」
ブラッド「暗いのは性格だ!子供の頃に直らなかったなら一生直らぬ!
     今更明るくなろうなどとムダな努力をするくらいなら孤独に耐えられる強い精神を持て!以上だ…」
ラ「ちょっと、真剣に相談している人に向かってそんな言い方って無いんじゃありません!?」
ブラッド「うるさいゴミが!ワタシは今壊滅的にやる気が無いのだッ!
     そもそも本気で悩んでいるなら、ワタシではなくもっと社交性のあるものに相談するがいい…
     はっきり言って専門外だ。そんな楽に明るく社交的になれる方法があるなら私が知りたい…
     あと魅力値など気にするな…世の中には誰もが認めるイケメンなのに魅力値が3の者もいる。
     …さぁ、わかったら早く次を読め!」
ラ「…まったく、では次の相談メールです。」

 MSパイロット、男です。
 自分の存在感の無さに悩んでいます。まわりの濃いキャラクターを見習って
 自分も決定的なキャラクター付けを、とは思うのですが、いざとなるとどうにも
 無難な方向へ逃げてしまいます。
 この間など思い切って名前を変えたのに、一ヶ月誰も気付きませんでした。
 存在感のあるキャラになるにはどうすればいいでしょうか?
ブラッド「…さっきのメールもそうだが、皆まわりの事を気にしすぎだ。
     そうまわりを過剰に気にしすぎるから、我も出せずにゴミのように空気化することになる!
     イワンやクレアを見ろ…連中がまわりにどう思われているかなどと気にして生きているように見えるか?
     ワタシなど生まれてから一度も空気など読んだ事が無いッ!」
ラ「それもまずいでしょ…」
ブラッド「まあ、気にしなさ過ぎて我々三連星のように一部プレイヤーにしか使われないようになっても困るがな…
     ともかくキャラなどは作り出すものではなく、内から滲み出るものなのだ…覚えておくがいい」
ラ「い、意外と真面目な回答をしましたね…次のメールからもその調子でお願いします。
  では次の相談メールです。」

 MSパイロット、男性。自分で言うのも何ですが腕には自身があり、専用のMSも任されています。
 ですが何故か戦闘では待機にされることが非常に多いのです。
 待機にされればやることは無いので、愛機のガンタンクKを磨くしかない毎日…。
 なぜ私はこうもスルーされてしまうのでしょうか?
ブラッド「…顔グラが待機済みっぽい見た目だからではないのか?」
ラ「これは私もそう思います…」
ブラッド「次回作からはおしろいでも塗って参戦するんだな。さぁ、次だ!」



 NT男性、MS隊の隊長、フェニックスガンダムのパイロットを勤めています。
 最近、初代Gジェネから今まで良好に築きあげてきた自分の艦内での立場が揺らいできています。
 誰かが私をやれロリコンだ、変態だKYだとありもしない噂を流しているのです…
 その所為で昔は私を憧れの目で見ていた女性キャラ達にも距離を置かれはじめ
 今ではほぼいじられキャラのような扱いに…
 どうすれば失った信頼を取り戻すことができるでしょうか。
ブラッド「キサマはとりあえずそのムダに長い髪を短く切れうっとうしい!このロリコンが!
     そうかキサマ女から避けられているか!…ククク!わざわざ悪仲間を総動員して
     噂を広めた甲斐があったというものだ!いい気味だなゴミが!」
ラ「え、貴方が流してたんですかあの噂!?」
ブラッド「ふん、噂といっても真実だ。嘘を流していたわけではない…」
ラ「じゃあマークさんって本当に…うわぁショックです…」
ブラッド「(ククク…こうして悪評は広まっていくのだ…)
     しかしこいつら本当に正体を隠す気があるのか…
     先程から文章から容易に個人を特定できる内容ばかりだぞ…まあいい、次だ次!」
ラ「はい、では次のメールです。」

 最近全然新作に出れないんだけどよぉ♪
 どうすれば新作に出れるようになるのか教えてくれねぇかな♪
 それじゃ返事楽しみにしてるぜ♪
ブラッド「今度はバイスシュートか!匿名の意味がわかっているのかこのゴミがッ!
     新作に出れる方法!? 知らんが少なくとも語尾に音符をつけとけばいいというような
     雑なキャラ立てをするゴミには一生再登場の機会など無いッ!次だ!次を読め!」
ラ「は、はぁ…」

 かぶとむしは なんさいまで いきるのですか?
  どく だーむ

ブラッド「…どこからつっこめばいいのだ」
ラ「…昆虫博士への質問メールを間違えてこちらに配達したようですね」
ブラッド「…もういい。今日はここまでだ。ワタシは用を足しに行ってくる…
     もう二度と相談役なぞやらん…」
ラ「それがいいでしょう…では今回はこの辺で。」