真夏日のお留守番





シャノン「あ〜…なんつう暑さだよ…しゃらくさいねぇ…」
カル「全くですね…」
シャノン「……あ〜暑い! 傷が疼くんだよ! カル! 何とかしろ!」
カル「何とかと言われましても…カキ氷でも食べます?」
シャノン「いらないよ……
     昨日食ってみたがな…アレ食うと頭が痛むんだよ…」
カル「そうですか…
   (傷が疼いたり頭が痛んだり忙しい人だな…)
   …今頃、トリッシュさん達はレクリエーションで
   海で楽しんでるんでしょうね…」
シャノン「ギルバートとパメラも行ったんだってな?
     今頃またバーベキューでもして盛り上がってるんだろうねぇ…」
カル(オレも行きたかったなぁ…)
シャノン「ったく、海なんか行って何が楽しいんだかな…
     アタシはあーいうノリは苦手だよ…」
カル「はぁ…」
シャノン「…カルもそう思うだろ? お前、見るからにインドア派って風情だもんな…
     アタシ直々に引き止めてやって正解だったな」
カル「えぇ、まぁ…」
シャノン「なんだ、気持ちがこもってないな…
     …お前も行きたかったってのか?」
カル「いや、あのその…オレも海で遊んだりとか
   そういうノリはあんまり得意じゃないんですけど…
   …皆で行くんだったら、オレも行った方が良かったんじゃないかって気もして…」
シャノン「なんだ、カルらしくもない…
     …そうか、わかったぞ」
カル「何がですか?」
シャノン「どうせ…トリッシュかパメラの水着姿がお目当てだってんだろ?
     あはははッ! こーのムッツリスケベが!」
カル「そ、そんなんじゃないですよ!」
シャノン「ん…そういやトリッシュのヤツ…新しく派手な水着買ったって言ってたね…
     ったく、お前には目に毒だよ!」
カル「大きなお世話ですよ全く…」
シャノン「…何か言ったか?」
カル「いえ、何も…」
シャノン「…まぁ、たまにはさ…お前と二人で留守番ってのも
     悪くはないさ…これはこれでね」
カル「はぁ…」



ドク「めのどくだかなんだかよぉぉぉッ!
   なぁんか呼ばれた気がすんだよなぁぁぁぁ〜!」
ブラッド「キサマは目にというよりも…存在自体が毒のようなものだがな…」

↑多分彼らも留守番勢