10:30 模擬戦2戦目開始


リコル「皆さん 準備はいいですね。それでは模擬戦スタートですぅ〜」

診察後に自販機で飲み物を飲んで休憩したあとに部屋へと戻ろうとしたらリコルの声が艦内スピーカーから聞こえた。
そういえば今回のメンバーってラさんとエルンストさん以外は誰だろう?って思った僕は部屋ではなくてブリッジへと足を運んだ。


10:35 ブリッジに到着

 
キャリーベースは他のクラップ級・カイラム級の戦艦と同じでブリッジが二重構造となっている。
帰還するとき通信で愚痴っていたラさんによると戦闘ブリッジではなく通常航行に使用するブリッジにて模擬戦を観測しているみたい。

そして僕がブリッジに到着すると
リコル「あっ シェルドさんですぅ〜。もうメディカルチェックは済ませたみたいですね」
ゼノン「おぉ シェルドか。さっきはご苦労さん」
とオペレーターのリコルとゼノン艦長が声をかけた。そして操舵者が振り返った。だけど誰なのか僕にはわかっていた。
マリア「お疲れ様。あっその顔は入ったときから操舵をしているのが私ってわかっていたわね」
マリア姉さんにはおみとうしってことか。

そんな中
ニキ「先程の模擬戦はご苦労様です。ですがなぜブリッジに来たのですか?貴方の用は無いと思いますが?」
と副長のニキさんに言われた。訳を説明すると
ニキ「なるほど、それでしたら構いません。ですが立ったままではつらいでしょうからマリアの隣の副操舵席で見学して下さい。ああ今回のメンバーについてはマリアに説明を任せます」

ただ模擬戦のメンバーを聞きに来ただけなのに見学できるなんて思わなかった。しかもマリア姉さんの隣で
これはニキさんに感謝しないとねwww
そう思いながら副操舵席へと座った。


10:40 模擬戦のメンバー説明


マリア「じゃあ今回のメンバーと機体を言うわよ

チーム1
リーダー…エルンスト:ガラッゾ
ラ:アヘッド
レイチェル:ガデッサ

続いてチーム2
リーダー…エイブラム:アヘッド
イワン:ガッデス
ブランド:ガデッサ

ってなっているわ。
つまり三機編成のチームプレイを見るための模擬戦ってことよ」
マリア姉さんからの説明は以上だった。

そうしたら
リコル「シェルドがブリッジに来たのはこうしてマリアさんといっしょにいたいからじゃないですか?本当のことを言うですぅ〜」
とリコルが言ったけど
ニキ「それは無いですよ。マリアを今回の操舵者に決めたのはシェルド達の模擬戦の最中ですので実際にブリッジに来るまでは知らなかったと思いますよ」
リコル「そうでしたか。シェルドがマリアさんと仲良くいっしょにいるのをよく見るのでそう思いこんだですぅ〜。ほんとごめんですぅ〜」
ニキさんが説明してくれたおかげでリコルも納得したようだった。

これでゆっくり模擬戦を見れるな。


10:45 模擬戦の様子


さて みんながどんな戦い方をしているのかというと・・・

ラ「もぅ〜 こうなったらヤケよ!!」
アヘッドでビームライフルを撃ちまくる

レイチェル「ちっ ちょっとラさん こっちに撃たないでください!」
エルンスト「レイチェルの言うとうりだぞ 味方に向けて撃つな!!」

ブランド「あらあら ラがヤケクソになっているから味方も大変ねぇ〜」
エイブラム「そのようだな。こちらには当たらないけど近くの小惑星には命中しているみたいだな」
イワン「わしでもあんなことはしないぞい」

お互いに目視可能な距離まで接近したら模擬戦に参加することになったのが不満げなラさんがどこに当たるのかわからないけどビームライフルでとにかく撃っているために戦闘どころではなかったようだ。


10:50 ラさんの強制退場


ニキ「ハァ 仕方ないですね。リコル ラに帰還命令をお願いします。このままでは模擬戦ができません」
リコル「了解ですぅ〜
ビームライフルを撃ちまくっているそこのアヘッド聞こえますか?」
ニキさんに言われてリコルがラさんに呼びかけをした。

ラ「リコルから通信? リコル 何の用?」
リコル「模擬戦の邪魔なのでとっとと帰還しろってニキさんからの命令ですぅ〜」
ラ「帰還!?私 帰っていいんだ。んじゃそうするわ」
ラさんがビームライフルを撃つのを止めてキャリーベースへの帰還コースに入った。

そうしたら
レイチェル「ブリッジ 聞こえますか?こちらのチームへの交代要員って誰ですか?」
とブリッジへの呼びかけをした。それに対して
ニキ「聞こえておりますよ。交代要員としてはガッデスに乗ったエターナをそちらによこします」
とニキさんが説明をした。
レイチェル「わかりました。ありがとうございます」
エルンスト「これでまともな模擬戦がよ〜やくできるぜ」

こりゃあ当分の間ラさんのMS搭乗は禁止かな?
でもオペレーターに専念できるから悪く無いだろうね。
まぁ帰ってからは罰がありそうだけどwww
って思っていたら

エターナ「あのぉ 準備が完了したので発進してもいいかしら?」
ニキ「構いません。リコル発進シークエンスお願いします」
リコル「わかりました。進路クリア 発進どうぞですぅ〜 ラ先輩の代わりに模擬戦頑張るですぅ〜」
エターナ「ありがとう リコル それじゃあ
エターナ・フレイル ガッデス 行きます!!」

早速エターナさんが発進していった。
GN粒子の赤い光がキラキラとなびいて模擬戦へと向かっていった。


11:00 ラさんの帰還 エターナさんの参戦!!


リコル「アヘッドが着艦したですぅ〜」
ラさんが帰還したので整備をしに行こうと立ち上がったらマリア姉さんが服の左袖をつまんだ。そして
マリア「ケイさん達に任せてもいいんじゃない?そんなに人手がいる作業じゃないと思うわよ」
ニキ「マリアの言うとうりですよ。それにここで模擬戦を見たいと言ったのは貴方です。
だから終了まで見届けるべきではないでしょうか?」
と姉さんが言って続いてニキさんもこの場に残るように言った。
自分のほうからここで模擬戦を見たいって言ったからここは素直に従うことにした。
僕が座ったのを確認するとマリア姉さんは手を離した。

その一方で戦場にエターナさんが到着した。
エターナ「お待たせしました。二人ともよろしくお願いね」
レイチェル「こちらこそお願いします」
エルンスト「よろしくな。まぁ リーダーの俺の言うことを聞いて気楽にやろうぜ」
エターナ「ハイッ」

エイブラム「フムフム エターナのガッデスときたか」
ブランド「これは面白そうね」
イワン「わしと同じガッデスでもこっちが『ピッキィ〜ン』ってなればどうなるかわからないぞぉ〜」

こうして模擬戦が再開されることとなった。


11:05 模擬戦再開


再開すると同時にエターナさんが

エターナ「そこね!!」
とガッデスのファングを射出した。
それに対抗するように
イワン「ピッキィ〜ン わしも出しちゃうもんねぇ〜」
とイワンさんのガッデスもファングを出してそれをエターナさんの方のファングにぶつけてきた。
しかし
エターナ「クッ こんなの裂けてみせるわよ」
とファング同士の衝突を回避した。ガッデス同士が対決することになった一方では

エルンスト「さてと 俺が突っ込むからレイチェルは援護してくれ」
レイチェル「わかりました」

ブランド「あ〜らあら 真っ向勝負を仕掛けるみたいよ。こっちはどうすんの?」
エイブラム「向こうがその気ならば受けて立とうではないか」
ブランド「フフッ そうこなくっちゃね」

こうしてお互いに隠れたりしないで真正面からの勝負をすることになったみたい。


11:10 一進一退の攻防


エルンスト「くらいやがれっ!!」
そう言ってガラッゾで突進を仕掛けるエルンストさん
エイブラム「フッ 避けるほどでは無いわっ!!」
それをアヘッドのシールドで受け止める。さらに機体を90°ひねって続けざまに
エイブラム「こちらから いくぞ!!」
パンチを繰り出した。
エルンスト「やべっ!? フィールドてんかぁぁぁ」
エイブラム「遅いわっ!!」
気付くのがワンテンポ遅れたのでGNフィールドを展開出来ず、エイブラムさんのアヘッドが放った攻撃はエルンストさんのガラッゾを直撃した。
その様子を見て
レイチェル「今ならやれる・・・殺気!?私が狙われている!?」
とガデッサのGNメガランチャーの照準をエイブラムさんのアヘッドに一旦合わせたが
ブランド「チッ 気付いたみたいね」
レイチェル「やっぱりブランドさんでしたか」
自分をブランドさんのガデッサが狙っているのに気が付いて照準を向き直した。
ブランド「ガデッサ同士お互い味方の援護無しのガチンコ対決よ。いいわね」
レイチェル「臨むところよ!!」

少し離れた場所では
エターナ「普段はくだらないダジャレを言ってるけどこうして戦うと手強いわね」
イワン「わしは……やるときはこうしてちゃんとやるんだいっ!!」
とガッデス同士ヒートサーベルで鍔ぜり合いをしていた。

こうして
エルンストさんVSエイブラムさん
レイチェルVSブランドさん
エターナさんVSイワンさん
の対決となった。


11:15 本当は遠距離砲戦型なんだけど・・・


レイチェルとブランドさんのガデッサ同士の対決に動きがあった。

レイチェル「こうして撃っても簡単に避けられる。 なら 接近戦を仕掛ければ……あれは!?」
ブランド「あら アナタも同じことを考えていたみたいね。 いいわ こっからは殴り合いよっ!!」

こうしてお互いGNメガランチャーを背中のマウントラッチにしまい込んでパンチとキックの肉弾戦に移行した。

さてMSデッキでこの様子を見ているだろう整備班のみんなはどう思ってるんだろうな。


11:20 ガデッサ同士の肉弾戦


レイチェル「えいっ」
ブランド「そんなのじゃ当てることはできないわよ。これでどうかしら?」
先にレイチェルの方が右腕のパンチを繰り出したけどブランドさんの方はそれを右足で蹴り飛ばした。しかし
レイチェル「甘いわよっ!!」
ブランド「しまった!?」
レイチェルはすかさず左足でカウンターキックを繰り出した。これが命中してブランドさんのガデッサはレイチェルから見て右側に流れた。だけど
ブランド「これでも くらいなさいっ!!」
体勢を立て直して右手の裏拳をレイチェルのガデッサの頭部目掛けて叩き込んだ。が・・・
レイチェル「そう簡単にやられはしない!!」
ブランド「やるじゃない。そうこなきゃつまらない戦いになるところだったわ」
それをレイチェルは右腕で受け止めた。

二人の戦いを見てブリッジでは
マリア「なんか無茶苦茶な戦いですね あれ」
ニキ「ですがいざという時の参考となります」
ゼノン「たしかに粒子残存量が少ない状況で戦う場合もあるからな。リコル 記録は?」
リコル「バッチリですぅ〜」
ゼノン「なら引き続き頼むぞ」
リコル「はいですぅ〜」
と 会話をしていた。

さて 他の戦いはどんな感じかな?


11:25 少し早めの終了


ガッデス同士の対決はファングを出さないでヒートサーベルで戦っていた。

エターナ「そこねっ!!」
イワン「甘い そんなの避けちゃうもんねぇ〜」
袈裟斬りを繰り出したエターナさんのガッデスだったがそれをイワンさんのガッデスが回避した。
そしてすかさず
イワン「ピッキィ〜ン 見えちゃうもんねぇ〜」
突きで反撃を開始した。
けど
エターナ「やられるわけにはいきません!!」
と左薙ぎ払いでそれを弾いた。さらに続けざまに
エターナ「見える……そこねっ!!」
ファングを射出してコクピットに突き付けた。
エターナ「これでチェックメイト 私の勝ちね。実戦だったらファングのビームを展開してコクピットに突き刺しているわ」
イワン「それはわかったから早くファングを収めてくれぃ」
と言われてファングを収めた後に
エターナ「あら 残り時間はあとわずかね。ちょっと早いけど帰還しましょう」
イワン「そうじゃな。旗艦に帰還するか ハハハハッ」
エターナ「もぅ こんな時によくそんなダジャレが思い付くわね」

と二人で仲良く他の人が戦っているのを忘れて帰還コースに突入した。

それを見ていたブリッジは
リコル「エターナさんとイワンさんが終了時間前だけど帰還してくるですぅ〜」
ゼノン「まぁ 実戦では補給目的で帰還する場合があるから別に構わんな」
ニキ「そうですね。実戦では何があるのかわからないのでこれもアリです。あぁ他の人はそのまま戦うか帰還するかは自分で判断してもらいます」

さて どんな判断をするのかな?


11:25 模擬戦2戦目終了


エルンスト「おいおい マジかよ!?」
エイブラム「どうした?・・・ムッ エターナとイワンが帰還だと!?」
帰還コースに突入したエターナさんとイワンさんのことはこの二人も確認した。
エルンスト「状況は読めたけど俺らはどうする?このまま続けるか?」
エイブラム「そうだな・・・レイチェルとブランドに連絡して我々も帰還しよう」
エルンスト「賛成!! んじゃ 連絡するわ」

肉弾戦をしていたガデッサに通信が入った。
レイチェル「ブランドさん 攻撃を中止してください。エルンストさんから帰還命令が入りました」
ブランド「帰還命令? あらこっちもエイブラムからきたわよ。せっかくいい勝負をしていたけどお互いリーダーの命令じゃ 仕方ないわね。素直に帰還しましょう」
レイチェル「わかりました。また今度模擬戦があったら続きをしましょう」
ブランド「えぇ いいわよ」

こうして全員が帰還することになった。

リコル「他の四人も帰還するですぅ〜 これで模擬戦の終了ですぅ〜」
と声が響いたブリッジで席を立ち上がると
マリア「シェルドはこれから整備でしょ。頑張ってね」
ってマリア姉さんが言ってくれた。そして僕は帰還する機体の整備のためにMSデッキへと向かっていった。


11:35 整備の役割分担


僕がMSデッキに到着して準備をしていたらエターナさんとイワンさんのガッデスが着艦した。
そして機体から降りてきて
イワン「整備班の諸君頼むぞ」
エターナ「みなさん よろしくね」
と声をかけてくれた。

ケイ「あぁ この後にエルンスト・エイブラム・レイチェル・ブランドも来るから今のうちに機体の整備担当を分担するよ

ガッデス2機…シェルド・ミンミ
ガデッサ2機…ライル
ガラッゾ…ダイスじいさん

アヘッドはアタシが担当するよ。んじゃ早速作業開始!!」

こうして機体の整備が始まった。


11:40 ガッデスの整備


今回の整備は模擬戦仕様から通常戦闘仕様への変更をする。
ミンミ「シェルドさん 見た目の損傷は見当たらなさそうなのでファングの交換だけでありますね」
ミンミが尋ねたので「そうかもしれないけど各部のチェックは必要だよ」と返事をした。
それに対して
ミンミ「そうでありますね。ではファングの交換は自分に任せてシェルドさんは機体のチェックと役割分担するのであります!!」
と言ってきた。たしかに僕達は2機担当するのでその方が効率よくできるからその案に乗ることにした。

先ずはエターナさんが乗っていたガッデスからチェックを開始した。
コクピットに座るとまだエターナさんが座っていた温もりが座席には残っていたからなんだかドキドキした。
そして機体を起動させて損傷率を調べた。だけどモニターには何処も異常は写らなかったのであっさり終了した。

続いてイワンさんが乗っていたガッデスの動作確認に入った。
しかしこちらも特に異常がなかった。
なのでさっさとミンミの手伝いをすることにした。

そうしているうちに四人が帰還して
エルンスト「フゥ これで午後はゆっくりできるぜぇ〜」
エイブラム「機体のチェックを頼むぞ 整備班」
レイチェル「みなさん ご苦労さまです」
ブランド「さぁ〜てと さっさとメディカルチェックしてお昼を食べるわよぉ〜」
と言いながらMSデッキを去って行った。


11:45 ミンミの手伝い


僕が機体のチェック終了した時には模擬戦用ファングを全て外していて実戦用ファングの取り付けに取り掛かろうとしていた。
そして僕に気付いて
ミンミ「シェルドさんはチェック終了したようでありますね。ということは手伝ってくれるのでありますね」
って声をかけてくれた。

ちなみにファングの取り付けは艦内に備え付けている『プチモビ』で行う。

プチモビ…正式名称プチモビルスーツとはその名のとうりモビルスーツを小型化して民間でも使われる代物である。
ただ小型化しただけで無くマニュピレーターの先が丸いかぎづめ状となっているのでこういった作業にキャリーベースでは使用される。

そしてミンミが早速近くのイワンさんが乗っていたガッデスへファングを取り付けていた。
なので僕は必然的にエターナさんが乗っていたガッデスへファングを取り付けることになった。
こうしてプチモビを作動させて黙々とファングの取り付けをした。


11:50 整備完了〜ケイさんの気遣い


僕とミンミが整備を終了したら
ケイ「おぉ 二人とも終わったようだな。ライルの方はダイスじいさんが手伝っているしアタシが最後の確認をするから先に昼メシ食ってていいぞ。
どうせシェルドはマリアといっしょにだろ アハハハッ」
って班長のケイさんが言った。
(たしかに食事はマリア姉さんといっしょが多いけどミンミといる前で名前を出さないでよ)
って内心思った。
そんな僕の様子を見て
ミンミ「今日の昼食もマリアさんといっしょなのでありますか?たまにはミンミといっしょに食事をするのであります!!」
とミンミが言ってきたので
「マリア姉さん 今は操舵担当しているからいいよ」
って返事をしたら
ミンミ「うれしいのであります!!早速食堂に行くのであります!!」
と僕の腕をグイッと引っ張ってMSデッキを後にした。

その様子を見て
ケイ「ハハッ ミンミの奴シェルドといっしょに食事ができるのが相当嬉しいみてぇだな。
さぁ〜て ライル達の調子はどうかな?」
って独り言を呟いた。


11:55 ジュナスへの謝り


ミンミと食堂へと向かっていたら通路にジュナスが怒った感じで突っ立っていた。

ミンミ「ジュナスさん どうしたのでありますか?」
ジュナス「ああミンミか。用があるのはシェルドにだよ。お前メディカルチェックの後何をやっていたんだよ!!部屋にずっと待っていたんだぞ!!」

やっぱりこのことで怒っていたか。
早速かくかくしかじかと僕がこれまで何をやっていたのか説明した。
そうしたら
ジュナス「なるほど まぁ それなら仕方ないな。これでスッキリしたよ。
そうだ せっかくだから三人で食事しようぜ!!」
ミンミ「それは賛成であります」
僕も反対はしなかった。

こうして三人で食堂へと再び足を運んだ。