12:00 昼食の注文


食堂に着いて早速注文
ブラッド「ほぅ 今回はジュナスとミンミといっしょか。
まぁ 貴様が誰と食べるかはどうでもいいがな。
さて…何を食べるんだ?」
ミンミ「冷たいうどんを三つお願いするのであります!!」
ジュナス「食堂に来る前から決めていたんです」
ブラッド「そうか。それはいい心がけだな。では今から一人分に切ってから茹でるので待っていろ!!ああ 天ぷら・てんかす・薬味はお好みでトッピングするんだぞ!!」

そして僕らは注文を済ませて席で一息


12:05 トッピングの盛り付け


ブラッド「ゴミ共 うどんが茹で上がったぞ!!
さっさと持っていくがよい!!」
ミンミ・ジュナス・僕「ありがとうございます」
こうしてうどんを手渡されたので上にトッピングをのせることにした。

今日の天ぷらは
・エビ・かき揚げ・サツマイモ・ナス・アナゴ
となっている。

そこで僕はエビ・サツマイモをチョイスしてさらにてんかす・薬味をのせた。
ミンミ「シェルドさんはそうしましたか。ミンミはかき揚げとてんかす・薬味であります」
ジュナス「僕はエビ・アナゴ・てんかす・薬味にしたよ」

みんなトッピングを終えたので再び席に着いた。


12:10 ブラッドさんの忘れ物


みんなでいただきますを言って食べようとしたら・・・

ニードル「食べるの待ちな!!ブラッドからの忘れ物だぜぇ〜」
とブラッドさんの調理の助手をしているニードルさんが呼び止めた。
ミンミ「せっかく食べようとしたのに何の用でありますか!?」
ジュナス「まあ ミンミ落ち着けよ。それでニードルさんは何を持ってきてくれたんですか?」
ニードル「ブラッド特製『温泉卵』だぜぇ。やっぱりうどんにはコイツがいるよなぁ!!」
ミンミ「温泉卵!? 欲しいのであります。失礼なことを言ってすまないのであります」
ニードル「ヒャヒャヒャ 許してやるよ。んじゃここに置いとくからゆっくり食えよぉ〜」
こんなやり取りをした後ニードルさんは厨房の方に立ち去った。

ジュナス「さて 温泉卵を入れようぜ」
ミンミ「そうでありますね」
こうして温泉卵を入れたら仕切り直しに
ミンミ・ジュナス・僕「いただきます!!」
と言った。


12:10 食事


うどんに限らず麺料理は小麦粉から一から作るブラッドさんの手作りとなっている。
そして天ぷらも衣がサクサクのいい揚げ具合だ。
さらに温泉卵はトロトロ感がたまらなくてうどんに掻き混ぜて食べると美味しい一品だ。
そんなうどんと天ぷらを食べていたら
ミンミ「シェルドさんとジュナスさんにかき揚げをおすそ分けするのであります」
と言ってミンミが自分のかき揚げを三等分して僕とジュナスにくれた。
ジュナス「ありがとうミンミ じゃあ僕からはアナゴの天ぷらをあげるよ」
そして僕はサツマイモの天ぷらをミンミにあげた。そうしたら
ミンミ「二人ともありがとうございます。こうしてお互いに分け合いながら食事するのは楽しいのでありますね」
と返事をした。

ちなみにうどんを食べている間は会話が無くズルズルとすする音だけが聞こえた。


12:20 ラさんの話の聞き手


ごちそうさまでした。
食事を終えて片付けようとしたら…
ラ「あっ シェルドここにいたんだ。ねぇ 私の話聞いてくれる…よね?」
とラさんが話し掛けてきた。
すると・・・
ミンミ「二人の邪魔をしてはいけないのでこれで失礼するのであります」
ジュナス「ピキィーン(今 宇宙の声が聞こえた。ここに居てはいけないと)ああ お前の分も片付けておくよ。
んじゃ二人でゆっくりしていてな」
関わりたくない気が満々だった二人は僕を置いてとっとと食器を持って立ち去った。

こうして二人きりになったところでラさんは話し出した。
ラ「午前の模擬戦のことでブリッジに行ったら…」

〜回想〜
ゼノン「いくらオペレーターでMSに乗りたくないと言ってもあんなことを実戦でしたら味方を撃墜する可能性があるだろうが!!」
ニキ「艦長のいうとおりです。
そこで午後から貴女にアヘッドの実戦仕様で射撃訓練をしてもらいます。
内容はアステロイドベルトにダミーバルーンを配置するのでそれを撃ち落とす簡単なものです。
13:00開始なのでしっかり昼食を取るように
以上です」
ラ「わかりましたよぉ〜。ちゃんとやります」

〜回想終了〜
ラ「ってわけでこの後訓練やるはめになったのよ。私はオペレーターが本職なのにパイロットってほんとこの艦はど〜なってんだよ!!」
まぁ ラさんがこういうときに話すのって愚痴ばっかりなんだよね。だからこうして僕が聞いてくれるのが内心うれしいんだよなぁ〜


12:25 愚痴からの解放


ラ「ふぅ スッキリした。ああシェルド ありがとう。アンタやマリアさん・エターナさんくらいだよこうして話を聞いてくれるの」
ようやく愚痴を終えた一言がこれだった。
そして
ラ「んじゃ私はこれで。また愚痴ることあったら頼むねぇ〜」
そう言い残して立ち去った。

さてと 昼食は食べ終えたし午後は自由時間だから射撃訓練してみよう。
こうして僕は食堂を立ち去った。


12:30 射撃場に到着


キャリーベースには白兵戦の訓練をするための施設が二カ所ある。
一方は日本刀・レイピア・サーベル・槍等の接近戦に関する訓練ができる艦内道場。
そして僕がやって来たもう一方はさまざまな銃火器をターゲットに撃ちつくすことができる射撃訓練場だ。
早速中に入ると僕に気づいて
ルーク「やあ シェルド 君も訓練に来たのか」
コルト「あっほんとだ。シェルドが来た。んでお前は何を撃つんだ?
拳銃か?サブマシンガンかい?ああ、アサルトライフルか?それともスナイパーライフル?」
と二人が声をかけた。ルークさんとコルトさんはMSに乗っているとき・食事・睡眠以外はここで毎日訓練している。
何を撃つのかまだ決めていなかったのを話したら……
コルト「ん〜 とりあえず拳銃でも撃っとけばいいんじゃね?」
ルーク「そうだね。銃火器の基礎は拳銃だからそうした方がいいよ」

って二人がアドバイスしてくれたので今回の訓練は拳銃を選択することにした。


12:35 訓練開始


今回僕が訓練に使用する拳銃はリボルバータイプだ。
これは一度弾を発射した後にシリンダーを回転することによって次弾が発射可能状態となる仕組みになっている。
ちなみにシリンダーには弾を計六発装填可能だ。
安全のためのゴーグルをして構えていざ撃つって時に
コルト「おっ まずはリボルバーか。頑張れよ。んじゃ俺はスナイパーライフルを撃っているわ」
とコルトさんが話し掛けたので撃たなかった。

ちなみにルークさんは隣でアサルトライフルを黙々と撃っていた。

そして僕はもう一度左手でグリップを掴んで固定して右人差し指を引き金にかけてようやく銃弾を発射した。


12:40 エターナさんが到着


全弾を撃ち終えたので装填作業に入ったら
エターナ「あらあら ルーク・コルトさん以外に今日はシェルドもいたのね」
って女性では唯一毎日ここで訓練しているエターナさんが声をかけた。
そして僕が撃ったターゲットを見て
エターナ「ん〜 脇腹辺りにどれも命中しているわね。装填が完了したら私が見てあげるわ」
そう言って僕の後ろに立った。
これってエターナさんから指導してもらえるってこと…だよな。


12:45 エターナさんの射撃指導


弾を全て装填したら
エターナ「ストップって言ったら撃つのを止めてね」
と言われた。

そして新しいターゲットに引き続き射撃を開始した。
一発目を撃った後には何も言わなかった。
二発目を撃った後には顎に右手を添えて「う〜ん!?」と考え込んでいたようだった。
そして三発目を撃ったら
エターナ「わかったわ。脇腹辺りにしか命中しない理由が。ねぇ 撃つのを代わってちょうだい」
って言われたのでエターナさんの後ろに僕は立った。

エターナ「よく見てね。これが普通の銃弾の軌道よ」
そう言うとまず二発撃った。
二つの銃弾は心臓付近に命中した。
エターナ「そしてこれが貴方の銃弾の軌道よ」
と言った後に撃った最後の銃弾の軌道は僕と同じ脇腹辺りに命中した。

その後こちらに振り向いて
エターナ「シェルドの場合は毎回撃つ時に保持する右手の力が弱くて銃口が下を向いているの。だから脇腹辺りにしか命中しないのよ。
だから次からはしっかり右手で銃を保持して撃つように心掛けてね。
それじゃあ今回の指導はお・し・ま・い。
私はショットガンを撃っているから頑張ってね」
と言ってから僕にリボルバーを渡した。
こうして指導をされた後エターナさんがショットガンを撃つ音が響いているのを尻目に再び銃弾を僕はリボルバーに装填した。


12:50 指導の成果


装填を終えたので新しいターゲットに向けてリボルバーを構えた。
そしてさっき教わったとうりに銃を握る手の力を強くして引き金を引いた。
そうしたらいままで命中していた脇腹辺りとは違い心臓付近への命中だった。
それでこの感覚を忘れないで残りの五発を撃ち尽くした。

その様子を見て
ルーク「エターナさんから指導してもらった甲斐があったね。この調子でどんどん撃ってごらん」
とルークさんが話し掛けた。
続いて
コルト「エターナから教わったって他の奴に言い触らすなよ。特にバイス・トニー・サエンの女にモテたい連中にはな!!」
って念を押した。

さてとこの調子で何回も撃って馴れておこう。


13:00 訓練終了


何回も撃っていたら馴れてきたので今回はこれで終わることにした。
ちなみに撃った後に床に散らばった薬莢は掃除ロボがある程度まとまったら片付ける。なのでゴーグル・リボルバーだけを片付けたら
エターナ「あら、もう終わりなのね。だけど次からも私の言ったことは忘れちゃダ・メ・よ」
ルーク「今日はここまでか。いつでもおいでよ、エターナさんだけじゃなくて僕でも君に教えることはできるんだからね」
コルト「おお 訓練終了したか。その様子じゃあ満足したみたいだな。また撃ちたかったら来いよ!!」
と三人があいさつをしてくれた。
それに対して
「皆さんありがとうございました。また訓練するときはよろしくお願いします」
って返事をした。そして射撃訓練場を後にした。

こうして今日の僕の射撃訓練は終わった。
さてと次は何をしようかなぁ…


13:05 エルフリーデさんに誘われて


射撃訓練場を出てとりあえず部屋に戻ろうとした時だった。
エルフリーデ「おぉ シェルドか。今暇か?暇なら私と訓練しようではないか!!」
と勝手に誘ってきた。
だけど部屋に戻って時間をつぶすよりはマシだなって思ったので快くOKした。
そうしたら
エルフリーデ「シェルド …オマエはいい奴だな。では早速行くとしよう」

こうして次はエルフリーデさんといっしょに訓練をすることになった。


13:10 道場に到着


エルフリーデ「さあ着いたぞ。これから私といっしょに鍛練だぁぁぁッ!!」
ハハハッ 着いた途端に生き生きとしているなぁ〜

そんな感じのエルフリーデさんに誘われて来た道場は試合をするのではなくて己の技を磨くためにある。

そして
ケイン「おお シェルド殿、ここにおぬしが来るとは珍しいな」
ミリアム「そうね。だけどエルフリが誘ったんでしょ?
シェルドが自分から進んでここに来るわけ無いし…」
ってエルフリーデさん以外では毎日ここで鍛練をしているケインさんとミリアムが竹刀を振りかぶりながら言った。
そんな二人の話を聞こえていないかのように
エルフリーデ「さてと…シェルドにはレイピアの突きを今からやってもらう。
なぁに、私の方を見て真似をしていれば簡単さ」

ずいぶんあっさりと言うな。でもやってみるしかないよなぁ〜。


13:15 鍛練開始


エルフリーデ「では私は突きを構えから繰り返し行うから隣で見よう見真似でやってみろ。ちなみに私は何も言わないからな」
つまり自分でひとつひとつ動作を確認しながら行えってことか。

そして艦内備え付けのレイピアを持ってエルフリーデさんの隣に立った。
先ずは動作を見て確認すると
構え→突き→再び構え
をエルフリーデさんはワンセットとしていた。
そして実際にやってみたら突く際に左右にぶれてしまった。

なのでもう一度見てみたらエルフリーデさんの場合は突く瞬間に腕を捻って勢いをつけていた。
だから僕も早速同じことを行ってみたら今度はぶれないで真っ直ぐ突くことができた。

こうして時間が経つのを忘れてひたすらレイピアで突き続けた。


13:55 鍛練終了


休憩無しで突き続けたのでレイピアを持つ手がプルプル震えて限界だった。
そんな僕を見て
エルフリーデ「全く…鍛練に集中するのは関心するが……(僕の腕を見て)こんなことになるまでやる必要はないぞ。
だから今日はこれくらいにしてゆっくり休め いいな!!」
と言われた。
なのでレイピアを片付けた。
そして
「ありがとうございました」
とお礼を言って道場を後にした。
さてとさっさと医務室に行って湿布をもらってこないとな。


14:00 湿布貼り


医務室に入ると
ルナ「シェルドか…午前のメディカルチェック以来だな。どうしたんだ?」
と聞かれたので理由を答えた。
それに対して
ルナ「じゃあ…待っていろ。今…持って来るから」
と湿布を探し出した。

それから間もなくして
ルナ「ほら…右手をさっさと出せ。貼ってやるから」
と言われたので右手を出した。ちなみに貼っている間に
ルナ「しかし…リボルバーを撃ってその後にレイピア突きとは…オマエ…相当な訓練馬鹿だな。
だが…自分の身のためになるからいいかもな」
とあまり見る機会が無い微笑んだ感じで言った。
そして
ルナ「さて…貼り終えたぞ。それと…これを持っていけ」
って湿布が数枚入った紙袋を渡された。
これで医務室に寄らなくても済むってことか。
最後に
「ルナさんありがとうございました。また何かあったらよろしくお願いします」
とお礼を言って医務室を出た。

その後、自販機で飲み物を購入して飲もうとしたけど疲労のせいかその場で眠ってしまった。


15:00 目覚めてみると・・・


うっすらと目を開けるとそこには・・・
マリア「あっ…目が覚めたみたいね」
「アレッ!?マリア姉さん!?なんで?」

自分のおかれている状況が読めなかった。
いつの間にかどこかの部屋で寝ていてしかもマリア姉さんのひざ枕だし……
って思っていたけど、とりあえず体をおこしてマリア姉さんの隣に座った。
そうしたら
マリア「まず、自販機の横でシェルドが寝ていたのを見つけたの。それで…こんな所で放っていたら風邪引くかもしれないって思ってここに貴方を運んだのよ。
ちなみにここ、私とルナの部屋だからね」
ってこれまでのいきさつを話してくれた。
「そうだったんだ。ありがとう姉さん(そういや飲み物を購入しようとしたっけな…)
あっ そうだ!?湿布はどうしたの?」
マリア「湿布?ああ あの紙袋ね。ほら、ちゃんと机の上に置いておいたわよ」
と指を差した方をみるとルナさんからもらった湿布入りの紙袋が置いてあったのでそれを確認した。

そういや…マリア姉さんが普段寝ているベットで僕は寝たんだよなってふと思った。


15:05 マリア姉さんと部屋にいるついでに


部屋で二人きりなのでこんなお願いをしてみた。
「あのさ、耳掃除してくれないかな?」
マリア「耳掃除?いいわよ。じゃあ耳かきを持ってくるわね」
そう言うと立ち上がって耳かきを探し始めた。

それから間もなくして
マリア「見つけたからこっちにいらっしゃい」
と床に座った状態のマリア姉さんに言われた。
そしてそのひざ枕の上に頭を載せたら
マリア「痛かったら遠慮しなくてちゃんと言ってね。じゃあ始めるわよ」

こうして耳掃除が始まった。


15:10 癒しの耳掃除


マリア「ねぇ あの湿布のこと聞いていい?」
「うん、いいよ。射撃訓練の後にエルフリーデさんに道場に誘われて鍛練したから腕が吊っちゃってそれで医務室に行ってルナさんからもらったんだ」
マリア「なるほど。それでその後に自販機の側で寝てしまったわけね」
って耳掃除をしてもらいながら会話をしていたら
マリア「ハイッ 片方終わったから反対側を向いてね」
と言われたのでその通りにしたけど
マリア「もぅ シェルドったら。わたしの身体に貴方の顔が密着してこれじゃあ掃除しづらいわよ」
って怒られた。
どうやらマリア姉さんに甘えたい思いが強かったので無意識のうちにそうなったみたいだ。

それから気を取り直してぼくが頭の位置を変えたのを確認したら耳掃除が再開された。ここで気になることを聞いてみた。
「ねぇ 今は操舵って誰が担当しているの?」
マリア「操舵?今はビリーさんが担当しているわ。多分カチュアちゃんとシスちゃんもいっしょにブリッジにいると思うけど…
ちなみに私は交代して昼食を食べた後はシミュレーションをやってみたわ。
ストライクフリーダムを使用したけど…ドラグーンの操作に苦労したわ」
「そうなんだ、ありがとう(シミュレーションか。耳掃除が終わったら僕も挑戦してみるか)」

この会話の後、マリア姉さんの耳掃除が気持ち良くてウトウトして僕は再び眠りについた。


15:20 再びベットで仮眠


マリア「終わったわよ。
それにしても…自分で掃除してないでしょ。たまっていたわよ。ねぇ 聞いているの!?」
「Zzz〜 Zzz〜」
マリア「あらあら 寝ちゃったか。フゥ しょうがないわね」
そう言うと僕をまたベットへと寝かせつけた。
ちなみにこの時もマリア姉さんのひざ枕だった。

そこへ
ルナ「ただいま、マリア…休憩に来たぞ」
マリア「あら お帰り。けど大丈夫なの?」
ルナ「ラの午後の訓練後のメディカルチェックを14:30にして以来誰も来なかったから問題は…無いだろう。
まぁ…なんかあれば…すぐに行けばいいし」
マリア「そうね。それにルナにも休憩は必要だしね」
ルナ「そういうことだ」
マリア姉さんのルームメイトのルナさんが帰ってきた。

それにしてもマリア姉さんとだけはほんとよくしゃべるよな


15:25 僕に気づいたルナさん


ルナ「なぁ…マリア、ひとつ聞いていいか?」
マリア「ん!?寝ているシェルドのことかしら?」
ルナ「そうだ。部屋に入ったとき…変な音がしていたからな。それで…今気づいた。音の原因は…コイツだったと…」
ここでようやく寝ている僕にルナさんが気づいた。
そして
マリア「かくかくしかじか・・・というわけよ。わかった…かな?」
ルナ「わかったよ。
それにしても…マリアのひざ枕で二度も眠れるなんて…幸せな奴だよ」
この時マリア姉さんの説明に納得したルナさんが僕の頭を優しく撫でてくれたようだった。
マリア「フフフッ その通りね」
続けて姉さんも僕の頭を優しく撫でてくれた。

ちなみに二人が僕の頭を優しく撫でてくれたのを聞いたのは起きてからすぐのことだった。

ルナ「さてと…私は医務室に戻るよ」
マリア「えっ!?たったの5分くらいじゃない。
もう少し休んでも…」
ルナ「寝ているシェルドに充分癒されたし…それに…私がいると二人の邪魔だから医務室のベットで寝ることにするよ。
じゃあな」
こうしてルナさんは部屋を出て医務室へと向かった。

ルナさん空気を読んでくれたのかもねw


15:50 仮眠からの目覚め


僕が目を覚ましたら
マリア「耳掃除が終わったら寝ていたから…気持ち良かったみたいね。やってよかったわ」
と姉さんの第一声がこれだった。(耳掃除は僕がお願いしたんだけどね)

マリア「それで…これからどうするの?」
「シミュレーションを僕も挑戦してみるよ。午前の模擬戦の成果を試したいから」
マリア「そっか。頑張ってね。けど…無理は禁物よ」
「それくらいわかっているよ。体調が悪くなったら止めるから。
それじゃあ…行ってくるよ。姉さん、またね」
マリア「うん またね」

こうして僕は去り際に笑顔で手を振るマリア姉さんの姿を脳裏に焼き付けて部屋を後にした。