◆初代のみ登場のキャラクター◆


 Gジェネ初代は、オリジナルキャラクターは能力は高くもなく、カットインもない。
 台詞も数パターンの組み合わせが割り振られているだけで、確立された個性があるとは言いがたい。
 なお原作キャラの分身のようなそっくりさんキャラが多いのも特徴である。



アリシア・テイル
寸評:ミネバ・ザビ(Z、ZZ)に似た少女。
   でも高価そうな耳飾りをしているし、ひょっとしたらお姉さんなのかもしれない。
   どちらにせよZERO以降に登場していたら魅力値12くらいはあっただろう。
   戦闘能力は防御向きで、強化してもNTLが高くないことからあまり攻め込むのは得意ではないだろう。<172>




アレン・コー
寸評:平均的な能力を持ったパイロット。
   ZERO以降にいたらグレッグやベイツと並ぶ感じである。
   名前と顔つきから0083に登場したディック・アレンの分身と予想される。<172>




エリナ・フォロー
寸評:そばかすがチャーミングな少女パイロット。
   おそらくベースになったキャラはミハル・ラトキエ(1st)であろう。
   目つきと口紅のせいかミハルよりも幸はありそうである。
   だが強化後のNTLがそこそこ高く、不幸な将来を予想させもする。
   ZERO以降も登場していればSSなどでいいポジションを射止められたのではないだろうか。<172>




カーク・ローレンス
寸評:元ネタは……誰だろう?
   ドワイト・カムリ(F91)を色白にしたような感じのキャラ。
   ロックマンみたいな歯の食い縛り方をしている。
   能力値も高いわけではなく、EXPの低さから序盤の成長株として期待できるくらいだろうか。<172>




カスパート・フェイ
寸評:アンニュイなギャブレット・ギャブレー(重戦機エルガイム)といった趣きの優男。
   ってガンキャラじゃねえよ。
   能力的には可もなく不可もなく。きっとZEROなら魅力値だけ変に高い。
   とりあえず美形なのだがプラスアルファが欲しかったところ。<172>




グレイス・マキャモン
寸評:元ネタを考えていたらドーフマン大尉(SF)が真っ先に浮かんだが多分マチルダ中尉(1st)だろう。
   青とか不健全な色のルージュを引いているのでマチルダさんとは大分イメージが違う。
   どちらかと言えばジェシカやディライアに近い雰囲気をしている気がする。<172>




ケネス・キーロワ
寸評:ロンゲのオウギュスト・ギダン(ZZ)。
   初代のキャラは全般にアゴが目立つ傾向があるのだがこいつとジェビーは特にイノキっぽい。
   それ以外は割と涼やかなので魅力値10くらいはあるかもしれない。
   能力値を見るとガン攻めタイプなので、射撃格闘が高く回避が低いのだろう。<172>




サティ・グリーン
寸評:言わずと知れたシーマ様(0083)もどき。それもオサリバン常務を訪ねた時の髪型。
   これでスーツでも着れば立派なお局様である。
   おそらくZERO以降に登場したソニア・ヘインの原型はここにある。
   しかしその女王様然としたイメージとは違って口調は普通だったりする。
   能力値も普通。<172>




ジェイド・マークス
寸評:金髪黒眉で割と整った顔をしている。ジェリドの分身だろうか?
   もっと似ているのは3D隊のデル(ZZ)だがマイナーすぎる。
   能力値的にはアルより僅かに上といった程度。
   つまり中の上。
   攻撃寄りの能力とアゴ、もしかしたらゼフィールの原点はこいつかもしれない。<172>




ジェビー・ジェンキンス
寸評:無精髭にハイテンションスマイル、どこかアメリカンなそのノリは
   きっと不死身の第4小隊(0083)の連中と馬が合うだろう。
   元ネタは不明だが、ある意味どこにでもいそうな兵士である。
   能力値もどこにでもいそう。
   ゆえにZERO以降にお呼びがかからなかったのだろうか?<172>




シェリー・キンバリー
寸評:無印のみのキャラでは比較的人気があると思われるNTパイロット。
   凛々しい眉と目力の強い瞳を持った女性NTというのは、確かにZERO以降にいない存在である。
   もし続投していればジェシカら猛々しい女性パイロットの地位を大いに脅かしたであろう。
   しかし案外と能力値は回避寄りであり、戦闘狂な感じはしない。<172>




ジャン・フィリス
寸評:悪ガキ。出身はきっとシャングリラコロニー。
   主人公を唆すが憎めない悪友としてのポジションが期待できただけに、
   初代のみの登場というのが惜しまれるキャラである。
   ベースとなっているのは恐らくシャングリラの悪ガキ衆(ZZ)であろう。<172>




シュン・カスミ
寸評:ジャンは憎めない悪ガキだが、こいつは本当の腹黒っぽい顔をしている。
   「初代Gジェネのシュン・カスミはワルカッコイイ」というやつだろうか。
   そういう意味ではニール・ザムと同類なのだが、あっちと違ってビビリでない上に美形なので
   ZERO以降に出演していれば主人公のライバルとして活躍したと思われる。
   ギリ(クロスボーン)くらいのポジションは望めるだろう。<172>




ジョバンニ・ジョンストン
寸評:無印のみに参戦した古の兵隊。まだブリッジクルーの概念が発生する以前のキャラ
   なので、OLDで並のルックスの彼は特徴がある一点のみ。
   お前ジョブ・ジョンだろ!?・・・そんな彼の整備値は多分高め。 <3-706>




ダリス・ファーム
寸評:四角い顔にデカい鼻、そこそこ刻まれた皺はいかにもなベテラン兵。
   攻略本を眺めていたら3D隊のデューン(ZZ)に似ていたのでこいつが元ネタということでいいだろう。
   イニシャルもちゃんとDだし。
   攻撃能力が高く悪くないキャラなのだが、ZERO移行時『ベテラン兵』枠からあぶれて失業。<172>




デニス・スナイプ
寸評:今でこそデニスといえばまんまシュワな彼だが、初代のデニスといえば彼。
   そこそこ爽やかなルックスだが、それ以外に個性と呼べる個性がない。
   まあ名前からして格闘より射撃が得意だろう。
   ZERO以降にいたらコルトらと射撃部隊を組まされていたと思われる。<172>




ドリスト
寸評:個性の少ないNTパイロット。容姿は善人なプロト・ゼロ(野望)だろうか。
   気は強そうだが明るく快活そうな印象を受けるその顔立ちは、ジュナス・リアムの原型かもしれない。
   だが逆に言えばZERO以降に出演していてもジュナスに食われたおそれが大きい。
   ZERO以降のルロイみたいなポジションである。<172>




ニック・ラウド
寸評:カイ・シデン(Z)の2Pキャラ。
   シニカルなその表情はZERO以降にいても充分立ち位置を確保できただろう。
   だがいかんせんカイ過ぎるのでリストラと相成ったと思われる。
   人間性でマークを叩きのめせそうな珍しいキャラなので残念。<172>




ニム・ファロン
寸評:名前の感じがミ・フェラリオ(@ダンバイン)やらミラリー(@エルガイム)やらっぽい気がする。
   顔立ちはベーシックな可愛さを持ち合わせている。
   きっと通信値や魅力値が高いはずである。
   が、どうにも中途半端である。<172>




バイス・ノートン
寸評:カワッセ・グー(聖戦士ダンバイン)みたいな男。
   指揮値が割と高そうである。
   しかし戦闘能力が高いわけでもなく、1軍選手は難しいか。
   アル・アルハザットと競合し消えていったと思われる。<172>




ハンス・マーキス
寸評:特徴がないのが特徴と言うしかない男。
   高くても操舵値くらいであろう。つくづく微妙である。
   顔立ちも表現に困り、精悍なイーノというのが近いだろうか?
   個性を確立できなかったため、リストラ。<172>




ピース・ケイプ
寸評:気の強そうな少女……だよな?
   だがなんとなくあっちとかぶりこっちとかぶりしているので
   続投できなかったのではないだろうか。
   個人的にはこういうタイプは嫌いではないのだが。<172>




フレッド・ナイトスカー
寸評:典型的な悪美形。きっと原型はギュネイ・ガス(CCA)。
   続投していればジュナス・リアムのライバルとしてうってつけの人材なのだが……。
   その個性はNTという点を除けばラナロウの劣化品と言われても仕方がない。
   結果ラナロウはPに至るまで皆勤、彼は初代のみという差が。<172>




ミリア・パロム
寸評:顔も名前もイリア・パゾム(ZZ)の分身なのだが、表情はキャラ・スーン(ZZ)っぽい。
   好戦的っぽい雰囲気がジェシカ・ラングと全力でかぶっている。
   イリアの分身であることを考えるときっと胸も大きいはずなのだが、
   ZEROではジェシカの胸が大きかった。イメージ統合だろうか?<172>




メルド・ハイフォレスト
寸評:何より特徴的なのは鼻の傷。
   キャラ付けに役立ちそうなのだが、リストラされてしまった。
   その後傷キャラとしてシャノン・マシアスがNEOでデビューするが、短命に終わった。
   やはり色々と扱いが難しいのだろうか?<172>




リック・アレンビー
寸評:どこか飄々としたその表情は深刻系主人公の友人にぴったりであろう。
   ケビン・フォレスト(SF)に通じるものがある。
   能力的に高そうなのは操舵値だろうか。
   何にせよ、リストラが惜しまれる人材であった。<172>




レンツ・フロスト
寸評:童顔のニュータイプ。
   主人公にもいいし主人公の弟分にもいいのだが……
   まあ続投していてもルロイのように微妙なポジションに落ち着きそうではある。
   ショウのポジションに入るには歳が行き過ぎであろう。<172>




ロディ・ナハト
寸評:美形ではなくかといって地味すぎず、適度な主人公顔。
   というかシェルドの2Pと言っていい。
   この段階でキャラがかぶっていたためか、その後出番はなかった。
   シェルドに相通ずる、という意味ではジュナス・リアムへと吸収されたのかもしれない。<172>




ロドリゲス・ミード
寸評:今にも「行ってくれ! ガトー少佐!!」と叫びだしそうなオッサン。
   高い指揮値とそこそこの魅力値、それにパイロットとしての資質も期待できたが
   オッサン大量リストラの波に飲まれてしまった。
   こいつが続投していればFでのガルンの登場はなかっただろう。<172>