第十七回【色物軍団、春の大タケノコ狩り! 前編】
登場:いろいろ
料理:タケノコ



ブラッド「ククク…今回は久々の出張料理教室だ!
     春のうららかな陽気に包まれてのタケノコ狩り…中々風情があるではないか!」
リコル「今日は朝からの収録ですぅ。眠いですぅ…」
ブラッド「収録前日は睡眠は十分にとっておくことだな…
     虫除けスプレーはしておけよ。キサマの服の色ではたかられやすかろう…」
リコル「あ、ちゃんとしておきました! 大丈夫ですぅ!」
ブラッド「そうか…
     今回は久々にあの連中も呼んだのだが…やはりまだ来てはいないか。
     現地集合にしたのはまずかったか……」
リコル「え? 「連中」さんというのはどちらさまですか?」
ブラッド「…そうか、キサマは知らないのだったな。
     この手の出張企画では色々と人手がいるのでな…ほぼ常連となっている
     助っ人集団のような連中がおるのだ。」
リコル「助っ人集団? というとやっぱりその道のプロの方たちですか?」
ブラッド「いや……そういうわけでは無いな…
     まあ、ある道ではプロとは言えなくもない連中だがな。
     …早い話が我が部隊の構成員の一部だ。」
リコル「そうなんですかぁ! それならきっと知ってる人たちですね!」
ブラッド「ワタシやドクも覚えてなかったキサマが覚えているかな…
     …まあともかく、来ないものは待つしかないな。」
リコル「そうですね。ではあそこの日陰で待ちましょう!
    ここで待つのはお肌に良くないですよ!」
ブラッド「フン、そうするか…
     それにしてもあのゴミどもめ…時間も守れないとはどういうことだ…
     悪でもそういう悪は感心せんぞ…」
数分後…
ブラッド「遅いな全く…
     …キサマ、さっきから携帯電話ばかりいじりおって、何をしているのだ!?」
リコル「いろいろですよ〜…あ、車が来ましたよ!
    助っ人集団さん達、あれに乗ってるんじゃないですか?」
ブラッド「…この宇宙世紀にあんな大型のステレオを乗せたハマーなんぞに乗ってるのは…
     …ヤツしかいないな。」



バイス「全国百万人のオレ様のファンのみんな久しぶり〜♪
    オリキャラ軍一の伊達男♪ バイス・シュート様だぜ♪」
ブラッド「…やはりキサマか。しかも一人だけとは…
     …それにしても相変わらず自信過剰な男だ。」
リコル「あ、バイスさんお久しぶりですぅ〜」
バイス「あれ♪ リコルちゃんじゃねえか♪」
ブラッド「…何だキサマ、バイスは覚えていたのか?」
リコル「はい〜。お顔にインパクトがあったので。
    お名前の方はうろ覚えだったんですけども。」
バイス「ヒュー♪ それでも覚えてくれてたのは嬉しいぜ♪
    そんなにオレ様の顔はかっこよかったかい♪ 照れるねぇ…♪」
ブラッド「…こいつがこのような世迷い事を言い出したら原則スルーだ。
     覚えておけ…」
リコル「わかりましたぁ!」
バイス「おいおい♪ そりゃないぜブラッド〜♪
    ところでラちゃんはどうしたの?♪」
ブラッド「…ラか、ヤツは逃げたぞ。キサマのセクハラに耐えかねてな…」
リコル「へぇ〜先輩ってやっぱりセクハラされてたんですかぁ…
    されやすそうなタイプだとは思ってたけど…」
ブラッド「そうだ。この男にしつこくされてな…キサマも気をつけたほうがいい。」
バイス「ちょ、あんまり誤解を招くこと言うなよな〜♪」
ブラッド「…それは冗談にしてもだ、とにかく現状は担当がこの小娘に変わりそうな気配だ。」
バイス「マジか〜♪」
ブラッド「ククク…流石のキサマもこんな子供までは口説けまい?」
リコル「誰が子供ですかも〜 私は立派な大人の女ですぅ!」
バイス「…安心しな、リコルちゃん♪ オレは年齢なんかで女を差別するような男じゃないぜ♪
    さあ♪ オレ様の胸に飛び込んできな♪」
リコル「ところでブラッドさぁん、タケノコ狩りの経験はあるんですかぁ?」
ブラッド「悪くないスルーだリコルよ…」
バイス「………♪」



さらに数分後…
ブラッド「…まだ来ぬか…
     あのゴミどもめ、まだ寝てるのではないか!?」
リコル「まぁこの時間ですからね〜」
ブラッド「早寝早起きの習慣など身についている連中ではないからな…」
バイス「お♪ 見ろよ♪ ミデアが通るぜ♪」
リコル「あ、本当ですぅ!」
ブラッド「ん…あぁ、この辺りは連邦の船舶の通り道になっているのだ。
     さして珍しい光景ではない…」
バイス「へぇ♪ そうだったのか♪」
リコル「ああやってMSが降下してくるのも珍しくないんですかぁ?」
ブラッド「MSが降下? それは珍しいな…」
リコル「それも結構近くに落ちてきそうですけど…」
ブラッド「な! …いかん、伏せろ!!」
バイス「マジかよ♪ リコルちゃん♪オレ様に捕まれ!♪」
リコル「お断りしますぅ!」

ズシィィィィン…

リコル「うわ〜、凄い衝撃ですぅ!」
ブラッド「…思ったより距離があったな。機種は陸戦型ガンダムか…
     …しかしパラシュート付きとはいえ上手く衝撃を抑えた降下の仕方だ。
     只者ではないな…」
バイス「まだ二機上から来るぞ♪ 気を付けろ♪」
ブラッド「あの二機はより距離が遠い。ここからならばそこまでの衝撃は無いはず…」

ズシイィィィン!!!!

リコル「さっきより凄い衝撃ですぅ!」
ブラッド「ク…何という荒い降下をするヤツだ! ゴミめ…」
バイス「まだ一機いるぜ♪」

ドゴォォォン!!

ブラッド「降下の音としてどうなのだ今の音は…」
バイス「着地に失敗してこけちまったみたいだぜ♪」
ブラッド「何という…」
リコル「いや〜生で見ると凄いですね降下って!」
ブラッド「あれだけの衝撃があったというのに平気そうだなキサマ…
     案外丈夫なのだな…」



リコル「それにしても、こんな事に遭遇するなんて凄い偶然ですね〜。」
ブラッド「そんな偶然があるものか…大方の予想は付いている。
     こんな登場の仕方をするのはヤツらくらいのものだ…」
バイス「デニスとグレッグか♪ それにしちゃ〜一人多いけどな♪」
ブラッド「お、早速通信機に通信が入ってきたぞ!」
リコル「あ、ブラッドさん意外とオシャレなケータイ使ってますね〜!」
ブラッド「…ほっとけ」
バイス「リコルちゃ〜ん♪ オレ様のケイタイもオシャレだと思わない♪」
リコル「うわ〜、デコレーションの趣味が悪いですぅ。センス無いですぅ。」
バイス「…凹むわぁ〜♪」
ブラッド「通信中だ静かにしろ……ブラッドだ! キサマはグレッグか!?」
デニス(電話)「惜しいな、デニスの方だ! グレッグは今回の作戦には参加してないぞ!」
ブラッド「グレッグは休みか…何かあったのか?」
デニス「特別講師として招かれたそうだ!
    レンタル兵のヒヨッコどもを叩き直してくるとか言って張り切ってたぜ!」
ブラッド「…そうか、仕事なら仕方あるまい…
     ともかく、あの陸戦型ガンダム小隊がキサマらだろう?
     他の二機には誰が乗っている!?」
デニス「ああ、あれにはドクとニードルを乗せておいた!
    中々起きねぇもんだから無理矢理コクピットに押し込んで降下させたぜ!
    まぁ、ドクは眠気が覚めきってなかったみたいだがな…」
ブラッド「相変わらず無茶をする…それではあの転倒した陸ガンがドクか…
     かなり無茶な降下だったようだが無事なのか?」
ドク(通信)「おいデニスよぉぉぉ!!このガンダムせいびふりょーだぜぇぇ!!」
ニードル(通信)「ヒャヒャヒャ、大丈夫かァ!?」
ブラッド「…無事なようだな。」
デニス「そういうことだ! こいつらも伊達に軍人やっちゃいねえな!」
ブラッド「…そうだな。
     とりあえずキサマらも我々本隊と合流しろ。場所はわかるか!?」
デニス「あぁキャッチしてるぜ! おい行くぞ野郎ども!」
ドク「うぁぁぁ待ってくれぇぇぇぇい!!」

ピッ!

ブラッド「残りの者がこっちに向かっている! 我々は待機だ…」
リコル「了解ですぅ!」
バイス「さ〜てと、リコルちゃん♪ その間オレとその辺散歩でもしない♪」
リコル「嫌ですぅ。一人で行って熊にでも襲われてください♪」
バイス「て、手厳しいね〜♪」



〜中略〜
ブラッド「…全員そろったな! では早速狩りを始めるぞ!!」
ドク「おおおぉおぉお!!!」
ニードル「狩りっつってもタケノコだろ? なんか燃えねーよなァ…」
バイス「まあまあ♪ こういうノリには乗っておいた方がいいぜ♪」
デニス「本物の狩りがしたけりゃオレが教えてやるぜ!
    こんな国でも小動物くらいはいるんだろ?」
ブラッド「それもいいが、それはまたの機会にするとしよう…
     今タケノコ狩りをしなければ旬を逃すからな!
     …まずは装備の準備だな! 必要なものは…
     ………!
     ………しまった…」
ドク「どうしたぁぁぁ!?」
ブラッド「…道具一式を基地に忘れてしまった……」
ドク「マジかよぉぉぉ! 何やってんだよぉぉぉ!!」
ブラッド「黙れ! 間違いは誰にでもある!!」
ニードル「おいおい、どうすんだよォ!」
デニス「ケッ、戦場に武器を忘れてくるようなもんだ!」
バイス「こりゃタケノコ狩りは中止だな♪
    リコルちゃ〜ん、これから暇なら一緒に遊ばない♪」
リコル「あなたとすごすための暇なんて一秒も無いですぅ♪」
バイス「そ、そこまでかい…♪」
ブラッド「勝手に中止にするなゴミが!
     ここで帰ったら何をしにこんな辺鄙な場所までやってきたのかわからんではないか…」
ニードル「つっても道具が無きゃ何にもできねェだろ?
     まさか手で掘るか?」
デニス「ほう、それも悪くねぇな!」
ニードル「いや本気にすんなよなァ!」
ブラッド「いざとなったらそれもいいがな…
     確かこの山の麓付近にホームセンターがあった筈…
     そこなら代用品になるものもあるだろう!」
バイス「で♪ 今から下りて買ってこようってか♪ 冗談キツイぜ♪」
ブラッド「ククク…冗談だと思うか?
     朝集合にして正解だったな。お陰で時間には余裕がある…」
ニードル「おいおい、変な気起こすなよ?」
ブラッド「…今からジャンケンを行う! 負けた者は麓へ下りて必要なものを買い揃えるのだ!」
ニードル「ちょ、何だよそりゃあ!? そんなのテメエ一人で行きゃいいだろォがよォ!!」
ブラッド「金はワタシが出す! せめて買出しのリスクくらいは背負え…」
ニードル「オ、オマエな…」
ドク「ジャンケンかぁぁ! おっしゃあぁぁ、みんなやろうぜぇぇぇ!!」
ニードル「何テンション上げてんだよテメエも!」



ブラッド「では始めるぞ! 全員構えろ!」
ドク「おおッ!」
ニードル「本当にやるのかよォ…」
デニス「ジャンケンはやめてサバイバルゲームの勝ち負けで決めたらどうだ?」
ブラッド「ダメだ時間がかかりすぎる! ジャンケンだ!
     これが最も手っ取り早い!」
ドク「そぉぉだよぉぉ!! さっさとやろうぜぇぇぇ!!」
バイス「(小声)リコルちゃん♪ 最初はパーを出しときな♪」
リコル「(小声)え、かけひきですかぁ?」

ブラッド「ではいくぞ! ジャンケン…」
ドク「ポぉぉぉぉぉん!!!」



ドク「くっそぉぉぉ、またオレの負けかよぉぉぉ!!」
ブラッド「キサマの行動は全て読まれているのだ…
     勝ちたければ最初に必ずグーを出す癖を直すのだな!」
ニードル「テメエ何回言っても直んねーよなその癖! ヒャヒャヒャヒャ!!
     デニス、オマエはドクの癖知らなかったのによく合わせられたな!」
デニス「長年戦場にいると勘が冴えてな!」
バイス「な♪ 言った通りにして良かったろ♪」
リコル「そういうことだったんですかぁ!」
ドク「あぁぁ、そうか、お前らグルだろ! 隠しても無駄だからな!!」
ブラッド「キサマが勝手に負けただけのことだ…
     さぁ買出し役が決まった! 早速出発しろ!」
ドク「うぁぁぁぁッ! わかったよ行きゃいいんだろ行きゃぁぁぁ!!」
ブラッド「買うものはメモしておいた……これの通りに買うだけだ。できるだろう?」
ドク「おうよ! そんぐらいラクショーだぜぇぇぇ!!
   そんじゃぁ行ってくるぜぇぇぇ!!」
ブラッド「ちゃんと領収書は貰うんだぞ!」
ニードル「わからないことがあったら交番で聞けよ!」
バイス「知らない人にはついていくなよ♪」
ドク「お、お前らオレをバカにしてるだろ!
   オレにはわかるんだぞ!」
ブラッド「いいから早く行って来い!」
ドク「わーたよ! じゃあ今度こそぉ、行って来るぜぇぇぇ!!」



ニードル「大丈夫かアイツ? ガンダムで買出しに言っちまったけど…」
ブラッド「MSはあれでも時速60キロは軽く出るそうだ…時間的には問題は無いだろう。
     問題は停める場所があるかどうかだな…」
ニードル「それ以前にちゃんと買ってこれるかが問題だけどなァ。」
ブラッド「帰ってこれるかどうかも疑問だな…」
デニス「おいブラッド! この間も俺たちは待機か!」
ブラッド「ん…そうだな。キサマらは待機だ。
     ワタシはこれからここの地主にタケノコ狩りの許可を貰ってくる…」
ニードル「それもまだだったのかよ…」
ブラッド「ハマーを借りるぞバイス!」
バイス「おう♪ ぶつけんなよな〜♪」
ニードル「…ドクのヤツも車で行きゃあよかったのにな。」
リコル「そうですね〜。
    それにしてもまた待機ですかぁ。ここも編集ポイントですね!」
〜中略〜
デニス「…ん、ブラッドが戻ってきたぞ! 起きろ!」
バイス「…あと五分♪」
デニス「寝惚けている場合か!早く起きんと火を付けるぞ!」
バイス「おお怖い怖い♪」

ガチャ(車のドアの開く音)
ブラッド「待たせたなキサマら!」
ニードル「ずいぶん遅かったじゃねェか!…何だァその荷物は?」
ブラッド「ククク…地主が人のいい男でな…
     タケノコ狩りをすると言ったらこの用具一式を貸してくれたのだ!」
ニードル「貸してくれたってェ!? そりゃすげえけどよォ、どうすんだよ!
     ドクのヤツに買いに行かせちまっただろ!」
ブラッド「そうだったな…よし、ドクに連絡を取って戻るように伝えるか。」
ニードル「アイツ携帯持ってねーけど大丈夫か?」
ブラッド「陸戦型ガンダムに通信機能が付いていただろう…この周辺は
     ミノフスキー粒子が薄い故、ホバートラック無しでも連絡はつくはずだ。」



陸戦型ガンダムコクピット内…
ブラッド「…こちらブラッドだ! 聞こえるかドク!」
ドク「おおおブラッドォォォ!! なんだか迷子みたいだぁぁぁぁ!
   助けてくれぇぇぇ!!」
ブラッド「やはり辿り着けなかったか…まあこちらにとっては好都合だ!
     用具は調達できた! すぐに帰還するのだ!
     …といっても迷っているのだったな。」
ドク「そぉぉぉだよぉぉ! 迎えにきてくれぇぇぇい!!」
ブラッド「どうしようもないゴミだなキサマ…仕方ない、ワタシが迎えにいってやる!
     レーダーでそちらの位置は掴んでいる! そこを動くなよ…」
ドク「わかったぜぇぇい!」


ニードル「おいおいブラッドのヤロー、今度はガンダムで行っちまったぞ…」
デニス「ということはまた待機か…」
バイス「また暇になっちゃったな〜♪…リコルちゃん♪」
リコル「あ、今いいところなので話しかけないでくれます?」
バイス「…そ、そう♪ ケータイ小説かい?♪」
リコル「はい! あんまり暇なもので…」
ニードル「通りでさっきから無口だったのかァ。」
デニス「オレも暇潰しに熊でも狩ってくるか…」
ニードル「軽いノリで言うよなオマエ…」
〜中略〜
ニードル「それにしても中略が多いなァ…」
ブラッド「ククク…用具も手に入り、かつ人員も揃った!
     これでやっとタケノコ狩りを始められるな…」
バイス「本当にやっとだぜ♪」
デニス「いよいよ狩りの始まりか…腕が鳴るぜ!」
ニードル「狩りっつってもなァ…」
ドク「うっしゃぁぁぁ! なぁブラッドォ、タケノコがりって楽しいのかぁぁぁ!?」
ブラッド「ああ楽しいぞ…クク! では出発だ!」
リコル「皆さんはりきっているところ悪いんですが、尺の都合で
    今回は次のレスで終了ですよ〜」
ブラッド「な…何を言っているのだゴミが! あと一レスで終われる流れだと思うか!?」
リコル「しかしそろそろ一回の放送時間としてはギリギリですよ。」
ブラッド「ええい、そういう事はもっと早めに言っておけッ!!」



ブラッド「い、いかん! もう最後のレスに来てしまった!
     総員散開し作戦を開始するのだ!」
ドク「おおぉぉぉ!!」
ブラッド「無駄に喋るな! このレスに投稿できる文字数内で終わらねばならんのだぞ…
     ク、まさかこんなことになろうとは…」
バイス「おい♪ オレらタケノコのとり方を一つも教えられてないんだけど♪」
ブラッド「無駄に喋るなと言っとるだろう!
     採り方など詳しく説明している暇はない! このレスの中でタケノコを狩り
     調理し食べ、締めなければならんのだぞ…」
ニードル「テメエが一番無駄に喋ってるだろ!」
ブラッド「そ、そうだな…
     ク、この尺ではとても無理だ…」
ニードル「無理なら前みたいに前後編にすりゃいいだろ?」
ブラッド「そうか! その手があったか…」
リコル「何とか終われそうですね〜。やればできるじゃないですか!」
ブラッド「黙れ! …さて、前後編には後編への効果的な「ヒキ」が必要だな!
     よしキサマら! 後編への引きを考えるのだッ!」
ニードル「無茶ブリだなァオイ!」
ブラッド「見本を見せてやろう…
     『次回ついにタケノコ狩りが開始! 壮絶で行き詰るタケノコ狩り合戦と
     タケノコ料理の甘美なる世界への誘い!!
     これは見逃せぬぞ! 乞うご期待!』」
ニードル「題材が地味過ぎてどうにもなってねェな…」
バイス「完全にテ○東昼のノリだよな♪ 見る気しね〜♪」
ブラッド「そ、そうか…
     題材自体を絡めずにする方式もあるぞ!
     『あそこに何か怪しい者が! 謎の男の正体は一体!?
      答えは来週の放送で!』
     …等だ。」
ニードル「そんな都合よく謎の男なんて出てくるかよ…」
ドク「ぅおぉぉぉい! あそこに本当に誰かいるぞぉぉぉ!!」
ニードル「マジかよ!?」
ブラッド「運がよかったな…引きはそれで決まりだなッ!」
???「あ、君たちも来ていたのか! お〜い!!」
ブラッド「いかん、ヤツが話しかけてきた!
     リコルよ、謎の男が謎の男であるうちに締めるのだ!!」
リコル「了解ですぅ!それでは後編もお楽しみに!」