「白雪ハゲ」



むかしむかしあるオリキャラ軍に、Gジェネウォーズでわざわざ立ち絵等が追加されたのに
それ以降の作品には全く出られないドク・ダームというハゲがおりました。
彼はどうしたら新作に出れるようになるのか、皆勤キャラであるラナロウ・シェイドさんに聞いてみることにしました。

ドク「おいラナロウゥゥゥゥッ!!
   このオォレ様が新作で復活するにはどぉぉすりゃいいんだよぉぉぉ〜!?」
ラナロウ「そんな事オレが知るわけねぇだろ…
     …まぁ、今出れてるヤツらとは格が違うってことだ。
     精々努力して這い上がるしかねぇだろうぜ」
ドク「そっかぁぁ…
   …およよッ! ちょっといいコト思いついたかもしんないかもぉぉぉッ!!」
ラナロウ「…ったく、あんまり余計なことすんじゃねぇぞ?」

そこでドクは新作出場枠を勝ち取るためさらに強くなろうと
その辺にあった食材や飲み物、メチルアルコールなどをかき集めて、特製ドリンクを飲んで
自分を強くする事に努めよう、と謎の考えに至りました。
「ヒャアァーハッハァー!コイツを飲んでさらに強靭になるこのオレ様ぁぁぁッ!!
 …ぐッ!?メチルアルコールってのめねぇぇのかぁぁぁ〜!?
 と…時が見えるような気が……するかもしんないかもぉぉぉぉッ!!」
案の定ですね。

ドクが死体となって倒れていると、そこに七人のリストラキャラが現れました。

ガイ「………何奴!?」
デニス「…ん!? 誰だあそこに倒れているヤツは!?」
グレッグ「おい、ありゃあドクじゃねぇか!?」
バイス「おいお〜い♪ な〜にこんなとこで死んでんだよ♪」
オグマ「この様子だと………毒を盛られたようだな……」
スタン「ドクに毒ってかい…」
ウッヒ「イワン閣下がいたらくいつきそうだな…」
リストラキャラ達のどうでもいい会話は飛ばします。
とりあえず七人のリストラキャラの一人、バイスが面白半分でこんな提案をしました。

バイス「ど〜せドクだし♪ なんかショック与えたりしたら
    またふしちょ〜のよ〜に蘇るんじゃね♪」
オグマ「何せ……いつもの事だからな……」
グレッグ「このSSだけで何回死んでんだろうなぁ…」
ガイ「……毒リンゴを食べ、死の淵に落ちたある姫は…
   …王子の接吻を受け、息を吹き返したと聞くが……」
バイス「おいお〜い♪
    なぁに急にロマンチックな事言い出しやがってんだよ♪」
デニス「接吻ねぇ…! いや待て、オレにいい考えがある!」
ウッヒ「何だってんだよ?」

そして、死体となったドクの前に「あのお方」が呼ばれました。

ブランド「このアタシに、こんなヤツにキスをしろって?」
バイス「ま〜ま〜♪ 人助けだと思ってさ♪」
オグマ「別に減る事もなかろう………」
ブランド「それもそうねぇ……それじゃあさっそく、女王様の接吻といこうかしら!!
     このアタシから、愛のプレゼントよォ!!」

その時、ドクが息を吹き返して叫びました。
ドク「ふ…ふ、不死鳥のように蘇るこのオレさまぁぁぁッ!!」

ウッヒ「おお、ドクが生き返った!?」
ガイ「…あまりの恐怖の前に、本能的な何かが刺激されたのか…」

こうしてドクは息を吹き返しました。めでたしめでたs

デニス「いや! まだ終わるわけにはいかんだろ!」
バイス「せっかくだから受け取っとけよドクよ〜♪
    ブランドさまの愛のプレゼントをよ♪」
ドク「ひィ、いらねぇぇぇ!!」
ブランド「あら、ちょっとアンタ!
     アタシをその気にさせておいて逃げるつもり? そういうわけにはいかないわよねぇ…!!」
ドク「ちょ…ちょっとタンマァァァッ!!」
ブランド「ウフフフ…覚悟はいい? 今度こそこのアタシから、愛のプレゼントよ!!」
ドク「と…時が見えるよぉぉな気がぁぁぁ…するかもしんないかもぉぉぉッ!!」


ガイ「……きたない」

めでたしめでたし。


総括:「萌えないか?」要素皆無